- 30 Apr

3:58起床。

目覚ましをかけてなくても寝坊しない体質の偽スナフキンです。

しかし、二度寝すると寝坊するので、改めて目覚ましをセット。

ダラッと1時間ウトウトし、5:00起床。

グズグズと支度をして、6:00チェックアウト。

7:10分の特急までに、駅撮り。

ミラノ駅は画になるねぇ。

イタロ、カッチョイイねぇ。

走ってるところを撮ってもみたいけど、それは我輩の海外写真には合わない。

わざわざ撮りに来るのは・・・ないな。

さて、今日はまずモナコへ。

4時間かかる。

いつものレンタカーではなく列車が連れて行ってくれる旅なので、気楽なものだ。

しばらく山の中を走り、ジェノヴァからは進行方向を変えて、海に沿って走る。

実に良い眺めだ。

ジェノヴァといえば、母を訪ねて三千里。

♪か~あさん、おはよう。
    ボンジョルノ~ミアマ~ドレー。

ハウス名作劇場って、名曲揃いだよねぇ。

今でも口ずさめてしまうよ。

この列車は、イタリア→モナコ→フランスと走っていく関係か、

ポリスコントロールやら何やらで、20分ほど遅れて到着。

観光案内によると、

「セキュリティーリーズンズのために、コインロッカーは、街のどこにも無い」

らしい。

仕方がないので、スーツケースを引いて歩く。

この時、駅の作りをもっとよく確認すれば良かったのだが、

一番下の出口から出てしまった。

モナコ・モンテ・カルロ駅は、

何層にもなっていて、我輩が出るべきだったのは一番上の出口。

モナコの街はかなり入り組んでいて、

崖に張り付くような街並みの法面に、

道路がグネグネと同じように張り付いている。

どこの道がどこに繋がっているのか、さっぱり分からない。

中には、広場からマンションに入って、

そこのエレベーターで上層へ移動し、

そこからさらに道を歩くようなものまであって、

まるでダンジョン。

グネグネ道を上の階層まで戻るのには、相当に苦労した。

とにかく上の方まで行けば、

街を見下ろすことができると信じ、階段を上へ上へ。

やっとこたどり着いた所から、旧市街と海を見下ろすことができた。

ふぉーっ!!

マジで疲れたぞ!!

コレですよ。

この青い海と街並み、コレぞモナコだよね!

せっかくだからと、しっかりレンズも替えて・・・とかゴチャゴチャやってる間に、

GPS機を落っことしてしまった。

あー・・・マジか・・・。

今回はヨーロッパ中をかなり色々と動き回るので、

帰ってから自分の移動経路を見るのを楽しみにしていたのに・・・。

コレ無くすの2つ目。

ちなみに、3つ壊れているので、ダメになるのは通算5個目。

GPSのロガー機能がついてる、何か良いモノは他にないものだろうか。

まぁ人の頭の上に落っこちなくて良かったとするか・・・。

少し行くとバス停があった。

もうこれ以上のモナコは撮れないと判断。

駅に戻れば丁度すぐ電車が来る時間だったので、

ニースへ移動してしまうことにする。

モナコからは電車で20分ほどの距離。

ニースは、南仏の街。

駅でスーツケースを預け、トラムで海沿いへ移動する。

↑ニース駅。

美しい海岸線と・・・海岸線と・・・海岸線しかねぇなコレ。

そして、暑い。

まだ5月にもならないのに、人が泳ぎまくっているのも納得。

イタリアは結構涼しかったので、ガッツリ着込んでしまっている我輩は、

汗が出て出て仕方がない。

見る限りにおいて、海岸線しか撮るべきものが見当たらないので、

ここの見学も、そこそこにしておく。

飛行機の時間もあるのでね。

夜は、とてもいい雰囲気なのではないかとは思うけど。

我輩にはお昼の時間しかないのだ。

さ、行きましょう。

雲一つない最高に初夏気分な南仏から、きっと曇天で寒いスコットランドへのフライト。

元々は、南仏の海岸線を西へ移動し、フランスとスペインの間にあるアンドラを制圧。

西欧を完全踏破するつもりだった。

しかし。

70を超える国と地域を訪問した我輩の中で、もう一度行きたい街がある。

何度も何度ももう一度行きたいと思いながら、なかなか機会がなかった街。

それが、スコットランドのエディンバラなのだ。

初めての海外旅行で、1日だけ立ち寄った、ドラクエの世界。

アンドラを放置してでも、もう一度立ち寄りたい。

ニース空港からブリティッシュエアーでヒースローへ。

↑弓のようになっているビーチが、さっき見てきたビーチ。

着陸間際、夕暮れのロンドンの街がよく見えた。

ビッグベンは改修工事中なのか。

海外旅行は、どうしても改修工事にぶち当たる。

メインの場所がそうだと、目も当てられない。

この先、そうならないことを祈らずにはいられない。

ヒースロー名物の入国審査は、

相変わらず時間が掛かったが、こんなのは掛からなかったと思うべきだろう。

もっとも、質問はやっぱり多かったけどね。
↑当たり前のことを聞かれるだけ、ではある。

今夜は車中泊なので、しっかりと飯を食うべくレストランに入り、

フィッシュアンドチップスとトマトスープをオーダー。

コレは美味いじゃないかとやってたら、

いつの間にか搭乗時間になっていた。

せっかく美味いのに!!

食える分だけかき込んで、ゲートへダッシュ。

ほとんど最後だった。

アブネーっす。

エディンバラには時刻より10分ほど早めに到着。

22:15着で、レンタカー屋は23:00までの営業だから、

下手したら受け取れないのではないかと心配していたのだが、

そこは何とかなった。

車はKIAのハッチバッククーペ。

コレは見た目なかなかカッコイイじゃないか。

日本車も、もう少し尖ったデザインのを出して欲しいよ。

ヴィッツとかプリウスとかアクアとか、もう要らね。

それはおいといて。

田舎へ行くからSAやPAは期待できないし、コンビニも開いてないだろう。

トイレやジュース購入を済ませて、準備万端。

23:15、一路200キロ北のフォート・ウィリアムへ向けて発進したのだった。

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第一話 オレンジ一色のオランダ  第二話 回送

第三話 70ヶ国目の訪問  第四話 モナコマイスター

第五話 陸橋を撮れ!!  第六話 エディンバラ

第七話 ユーラシア大陸の西端  第八話 バルセロナ

第九話 ┐(´д`)┌ヤレヤレ

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