| - 29 Apr
我輩が予約していた窓側の席にオッサンが寝ていたので、 座席で座る形にはなったが、さすがに疲れてよく寝た。 最後まで一緒に乗ってた女性が言うには、 「こんな寒いとは思わなかった。二度と乗らない」 だ、そうだ。 我輩は夫婦だと思っていたよ。 列車は快調に走り、バーゼルには定刻の６：２２着。 ６：３３発の列車に乗り換えて、今日はまず、 未訪問国リヒテンシュタインの首都ファドーツへ向かう。 今日も天気がイマイチ。 チューリッヒを過ぎたあたりで雨まで降り出した。 まぁしかし、降ってるものは仕方ない。 せっかくの機会なので、食堂車でカフェラテを飲み、気分転換。 昨日の騒動のせいで、何だかアムステルダムやらがずいぶん昔な気がしてしまう。 ファドーツへは、スイスの最寄り駅、ブークス駅からバス。 コインロッカーにスーツケースを入れたら、 丁度バスが出発するところだったので、乗り込む。 一度乗り換えて、ファドーツの中心地へ。 これで７０ヶ国目の訪問だ！ いよいよ大台も突破だな～。 スバラシイ。 記念すべき７０ヶ国目。 リヒテンシュタイン。 牧歌的な所かと思いきや、普通に町だ。 山の上にファドーツ城が建つ。 山の上は、雨ではなく雪なんだな。 ・・・。 撮るか。 パチパチバチ・・・。 さ、帰るか。
リヒテンシュタイン終了。
予定より２時間早いバスでブークス駅に戻る。 だって、もう見るべきところが無い気がするんだ。 はてさて、時間ができた。 チューリッヒを歩くか、途中のザンクトガレンをもう一度歩いてみるか。 電車からの天気を見て、適当に決めることにした。 まずは喉が渇いたことだし、コーラでも。 と、パンパンになったコインケースの小銭を自販機に入れてコーラを買って、開けた瞬間。 まるで噴水かの如く、コーラが吹き出した。 スーツケースの上じゃなくて、本当に良かった・・・。 ５分の１ほどなくなったコーラを一気飲み。 天気がイマイチ過ぎるのと、 よく考えたらチューリッヒ観光はしていないので、ザンクトガレンはパス。 昼過ぎにチューリッヒに到着。 １５：１０発の特急まで観光する。 曇り空ではあるが、少しずつ晴れ間も見えてきた。 まずは聖母教会でシャガールのステンドグラスを見学。 我輩が以前来た２００６年には撮影できたステンドグラスも、今は撮影不可。 きっと何かあったんだな。 シャガールの画は、以前から好きでしてね。 特に、青色の使い方が、独特の群青色というか、濃紺というか、とにかく好きなのだ。 我輩の写真の青色も、参考にさせてもらっているのだよ。 続いて、大聖堂の鐘楼とリンデンホーフの丘に上り、チューリッヒ観光終了。 チューリッヒなんて、コレぐらいですよ。 １５：１０発で、ミラノへ。 ミラノまでは３時間半。 遅れることもなく、定刻に到着。 これはかなり意外だった。 もっとスピードが出せそうだし、駅の停車時間は長いし、 遅延しない「ゆとりダイヤ」になっているのかもしれん。 まずはミラノ中央駅で撮影。 昨年、クロアチアへ来たときに、ヴェネツィアで撮るはずだった、特急イタロ。 コレですよ カッチョイイー！ この深紅のボディカラーが最高ですな！ 色んな角度でせっせと撮影。 で、駅前のホテルにチェックインして、ドゥオモへ。 少しだけ正面に影が落ちてしまったかー！ 残念だ。 駅で撮ってたからな。 まぁしかし、それはそれで良いのだ！ 相変わらずセネガルのために、ミサンガ巻きに精を出す黒人どもを無視して撮影し、メシ。 たまにはちゃんとしたモノが食いたい。 ただ、残念なことに、我輩が入ったピザ屋はあまり美味くはなかった。 やはり、本場のピザは我輩の舌には合わない。 ピザといえばピザハットだな。 日没後のドゥオモをもう一度撮って、 ブラブラ歩きながらトラムを撮り、 ミラノ中央駅も、もう一度撮影。 駅の端から、凱旋門のようなものが撮れる。 しかし、なかなかこの下を通ってくれないのだ。 しかも、帰ろうと歩いてる間に、イタロがくぐってやってきたり、 後悔のせいで帰るに帰れず、２３：３０まで粘ってしまった。 あの５分が悔やまれるなー。 無念。 やむなくコーラを買ってホテルへ帰り、シャワーを浴びて寝た。 Ｚｚｚ・・・ |
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