8 Okt-
4:00起床。 2:00にあまりの寒さに目が覚めてシーツに包まってはいたものの、やはり寒い。 ユーレイルセレクトパスに、パスポートナンバーを用心の上にも用心して記入。 本当はパスを使う日付も自分で記入するのだが、 昨日バリデーションをした時に窓口の女性が記入してくれたので、 気を遣う作業は1つ減ったというわけだ。 そして乗る列車の時刻と行き先を確認する。 特に行き先を調べるというのはかなり重要な作業だ。 ICN1540(インターシティ。まぁ急行みたいなもん)、6:12発Chur行き。 今回、移動の手段として列車をメインに使うに当たり、 慣れない海外の列車旅なだけに、乗る列車の選択は色々工夫した。 一、乗り換えは極力少なく、なるべく1本で行けるもの。 一、乗り換えをしなければならないなら、なるべく終着駅で乗り換え。 一、その列車に乗り遅れても、ちゃんと目的地に着く後続列車があるもの。 それら全てを考慮に入れて、この列車をチョイスしたのだ。 5:30チェックアウトを目安に支度をする。 顔を洗って着替え、予定通り5:30チェックアウト。 「バウチャーは?」 偽「昨日女の子に渡したよ」 「オッケー、バーイ」 クッ やはりあの子はいなかった。 バウチャーは後で渡すのか? よく分からんな。 まだ真っ暗な中を駅へ歩き、昨日確認したコインロッカーへ直行する。 かなりの数があって、空いてるのを探すのに苦労はしなかった。 さぁ入れッ 入るんだリュック!! ねじ込んで金を投入。 ガコッ チャリン。 うを。 すごい勢いで5CHFコインが飛び出してきた。 何じゃ? 何度やっても同じ。 ・・・?? 使い方をよく読み直す。 すると、コイン投入のイラストには50ST(サンチーム)、1CHF、2CHFコインのイラストしかない。 5CHFコインは使えないってか!? 慌てて自販機で金を崩そうとしたら、それはカードダスのパック自販機。 ・・・。 この際背に腹は変えられない。 カードダスは捨てれば良い。 ・・・。 これも5CHFは入らんやないけ! ヤバイ。 もう時間がないぞ。 キオスクはまだ準備中だったし、ここはたむろってる兄ちゃんに両替を頼むしかない。 一番安全そうなチュリっ子の兄ちゃんに頼む。 偽「両替してくんない?」 「ペラリーノ」 は? 彼が指差した方には恐そうな兄ちゃんが。 この恐そうな兄ちゃんに頼めって? (←ジェスチャー) 「違う違う。これを使えよ」 見ると恐そうな兄ちゃんの横にあったのは 両替マッスィ~ンじゃないの! さっそく20CHF札をねじ込もうとするも、入らない。 「ダメダメこれは使えない。 彼に頼め。彼に頼め。ニヤニヤ」 結局彼ですか・・・。 よく見たら酔ってるよ彼! 怖ぇぇっ!! しかしもう時間が無いのだ。 偽「あの~・・・両替なんてお願いできちゃったりなんかしちゃったりしませんか・・・?」 「ノー」 偽「あっそうっスよね!いいんですよ! すいません血迷ったりして!」 すぐに立ち去り、さっき準備中だったキオスクに行ってみると、奇跡的に開店していた。 ガムを購入。 慌て過ぎてガムを持っていき忘れるところだったが、欲しいのはガムじゃない。 釣りだ釣り!! 急いでコインロッカーにリュックを押し込み、金を投入。 今度は列車探しだ。 6:12発は・・・あれか! Chur行き!! 何とか間に合った。 まさかジャリ銭でてこずるとは。 勉強になった。 せっかく1等車に乗り放題なのだから、混んでる2等車は避けて1等車に乗る。 思ったより普通だな。 これがグリーン車か!!ってほどではない。 まぁローカルの快速列車の1等車だから、こんなもんかもしれない。 列車は6:12、定刻に発車。 スイス国鉄SBBは日本に次いで時間通りの運行と聞いている。 よって、今日と明後日は結構な強行軍の行程を設定している。 発車してすぐに車掌が検札にやってきた。 ドキドキしたが難なくパス。 偽「Maienfeld(マイエンフェルト)に行きたいんだけど、この列車はそこに停まりますか?」 「イエス、サー」 外人のYes,sir. っていう発音大好き。 どこかで使いたい。 さて、今日我輩がまず向かうのはマイエンフェルト。 アーデルハイド、いわゆる通称アルプスの少女ハイジの故郷だ。 スイスといえばハイジ、 まさにこの2つは切っても切れないものなのだ。 さすがに斬鉄剣でもこれを斬り離すことはできない。 しょっぱなからいきなりメイン級の登場である。 さっそく癒されてしまおうというわけだ。 7:00を過ぎて、うっすらと夜が明けてきた。 山の稜線がキレイに見える。 良い天気が期待できそうだ。 車窓の左右にはゴッツイ山、牧草には牛牛牛。 まさに・・・まさにハイジでんがな!! 7:29、朝日と共にマイエンフェルトに到着。 車掌に別れを告げ、駅に降り立つ。 おー、ハイジの看板があるぞ。 ・・・何だか大人なハイジだ。 ム・・・そして家畜臭がプンと臭うな。 まぁそれでこそハイジか。 帰りは13:08発の列車だから、それまでにハイジの世界を完璧に味わい尽くさねばならん。 いざ行かん癒しのハイジワールド! Here we go!! まずは観光ルートとして推奨されている赤コースを歩き、その後青コースを歩いて ハイジヒュッテ(ハイジの小屋)があるハイジアルプを目指すことに決めている。 赤コースは一周1時間半の初心者コース。 青コースは標高600メートルを上る、なかなかのハードコースらしい。 さっそく歩きだしたのはいいが、案内が不親切でイマイチ道が分からない。 それでも歩いていくと、「HeidiWeg」の看板が出てきた。 まずはハイジの泉とやらを目指す。 町はまだ眠ったままだ。 石畳の町中を抜けると、左手にぶどう畑が広がった。 そして振り返ると町が見下ろせる。 ってことはそれだけ上ったってことか。 ・・・どおりでさっきから息が切れるわけだ。 どんどん歩いていく。 変だな。 気のせいかもしれないが、非常に疲れてきた。 いやいやそんなバカな。 我輩は癒されにきているんだぞ? 疲れるわけないじゃないか。 さらにさらに坂を上っていく。 すると、Heidihofとかいうホテルに着いてしまった。 どうやら泉へ向かう道を曲がり損ねたようだ。 ガッデム!! か・・・帰りに寄ろう。 とてもこの坂を行って帰ってくる力はない。 ホテルの前の小道を行くと、ハイジの村、デルフリ村をイメージした集落がある。 ここから青コースに分岐する。 ハイジヒュッテまでは健脚で1時間半とのこと。 まぁ我輩の豪脚にかかれば・・・と軽く思ったのが間違いであった。 少し道を間違って改めて青コースの入口に向かう。 これ・・・? これを行くの?? ヤギ牧場の裏手の急坂を上る。 ・・・いきなりキツイぞ。 それが終わると、クネクネと続く山道。 まるで富士山を思い出す嫌な傾斜とクネり具合だ。 途中所々に原作にまつわる看板やオブジェが立っているのだが、 疲れて日本語訳するパワーが・・・。 そんな我輩にできることは、オブジェをいじることぐらいだ。
ウフフ。 私ハイジ。
アルプスの少女なの。
うーむ・・・もうちょい何とかならなかったのか!? 日本人の連想するハイジは こうなんだよ!! ここのハイジは絶対ブランコとか乗らなさそう。 っていうか、乗らないで欲しい。 オンジもペーターも まるでどこかの原住民だぞ。 欧風テイストは日本人には理解しがたいと思われる。 これはクララの車椅子。 原作では、クララにヤキモチを焼いたペーターは、 これを崖から落として粉々に破壊したんだそうだ。 メルヘンとは程遠い、三流昼ドラみたい。 まぁそういうのを見ながら坂を上っていくわけだが、正直キツイ。 ハイジを甘く見た。 チキショウ。 大泉洋がボヤいた気持ちが分かってきた。 そういえば山彦で遊んでたな。 周りには全く誰もいないし、マネしてみる。 「こらぁスイスを 剣道とカラオケで鍛えた我が美声が実に見事に響き渡ったのであった。 ・・・でも余計疲れた。 そして歩き始めて2時間半、ようやくハイジヒュッテのものらしき旗が見えた。 あぉぉぉ・・・やっと着いた。
♪チャーラー・・・チャッチャッチャー・・・・・・ ヨーロヨーロヨッホッホー ヨッホッホーリヤッホッホッ ヨーロヨーロヨッホッホー ヤーラッホッホーリーYOー♪
来たぞーッ!! 長かった・・・。 そしてツラかった。 裏手の山をヨーゼフ(犬)と下りてくるのはオンジか!? あぁ・・・しかし今やオンジは車通勤。 せめて見えないトコに停めるぐらいの配慮をしろよ!! 貴様のメルセデスやバイクがフレームインするやんけ!!(怒) っていうか、メルセデスじゃなくてもう少し夢のある乗り物にしてくれ!! 乗り物が写らないように、頑張って撮ったのがコレ。 お子様にはコレ以外見せないでくれ。 現実の厳しさに打ちのめされながら、しばらくブラブラしてみる。 せっかくたどり着いたのだ。 すぐに下りてしまうのも味気ない。 ちょっとぐらいブラブラしないと。 しかし・・・牛の糞が凄すぎる。 もはやイチイチ避けるパワーもない。 っていうか、足の踏み場もない。 チキショウ踏んじまうYO!(T_T) 地球の歩き方によると、ハイジの小屋では搾りたてのミルクを飲ませてくれるとあるが、 これはまだ開店してないのではないか? そして今日は日曜日。 休業日か!? 無念・・・と思ったまさにその時、ハイジの小屋にパラソルが立ち始めた。 おぉっ! しかし一体何時開店なんだ? 行くかどうか迷っていると、後続の登山客がやってきて、 彼らは臆することなく小屋に入っていった。 コラーッオレより先に入るなぁ!! すかさず我輩も突入。 ショコレイドをオーダー。 っていうか、他はコーラとかアルコールだった。 ハイジでコーラは無いだろ。 出てきたのはホットココアだった。 なるほど。 ココアはショコレイドというのか。 そして温かいのはありがたい。 寒過ぎるっちゅうねん!! 明日は絶対3枚着よう。 少し休憩して山を下りる。 ハイジの泉にも行かなきゃいけないし、急がねば。 そう思って坂を下りてしばらく。 何者かの気配にビリッときた。 何だ・・・誰が見ているんだ・・・。 ララァ・スンかッ!? バッと振り返ると、何かの像がある。 何だあれは。 あれは・・・ インディアン、ウソツカナイかと思いましたよ! いやーどうもコンニチハ! あなた日本のどのガイドブックにも載ってないよ! 良かったねぇ見つけてもらえて。 じゃーねーバーイ。 思いがけない出会いに盛り上がりながら、山を下りていく。 この時間になって、ようやく人々が登ってくるようになった。 ひと足お先に失礼する。 すれ違いざまにハローなんて挨拶を交わすと心が明るくなる。 これぞ旅。 会社の義務的な挨拶とはこもる気持ちも全く違う。 心からのハロー。 スバラシイ。 ちなみによく分からん返事を返してくれる人が多い。 「ゲーチュ」 って言ってんのか? ドイツ語っぽいけど。 Heidihofまで戻り、さらにこれを行くのか!?というような道を歩いて ハイジの泉に着いたのは12:00。 何じゃコレだけかい!! しかしぼやいてる時間もない。 あと1時間しかないぞ。 マイエンフェルト駅までの道は・・・こっちか! あれ? これさっきの道やんけ。 こっちは畑やし。 エーイ行ったれー!! ぶどう畑の中を歩いていくと町中に戻れた。 これなら帰りの列車に間に合う。 少し早いぐらいだ。 メシでも・・・と思って駅前のレストランを歩く。 但し、前述の通り今日は日曜日。 店の前に板が置いてあるのだが、何が書いてあるのかサッパリ読めない。 「本日休業」なのか「準備中」なのか「オススメメニュー」なのかすら分からない始末。 まさか英語が一文字も無いとは・・・。 中にはオープンカフェで先客のある店もあるにはあるのだけど、 そうすると今から30分程度でメシが食い終えられるとは思えない。 仕方なく駅の自販機でM&M’sを買おうとしたら今度は小銭が足らない。 がぁぁっ!! 結局スニッカーズ2本入りを購入。 こんなもん食いたくないが、腹が減りすぎている。 スニッカーズをがっつきながら、しばらく駅周辺をぶらつき、13:08発の電車でSargansへ。 ここでEC(ユーロシティ。国際特急みたいなもん)に乗り換え、一旦チューリヒ中央駅へ戻る。 おぉっ! この1等車はスゴイ! 個室でっせ個室!! ゆ~ったりとくつろいで、チューリヒ中央駅には14:23着。 次の列車は15:00発Brig (ブリーク)行き。 昨夜見て歩いた教会に行くには足らないが、少し時間がある。 今度こそカフェ!と思ったものの、やはりメニューが読めない。 迷っているうちに時間が無くなり、 結局AsianWrapと コーヒージュースに落ち着いた。 店員がお釣りを間違えても優しく笑顔。 今回の旅の目的は癒しだからな。 阿修羅三面の内、修羅の面だけは封印せねばならん。 癒しはギブアンドテイクなのだ。 IC(インターシティ。これも急行みたいなもん。ICNとの違いは不明)は5分遅れで発車した。 またしても1等車の豪華な旅だ。 あぁ・・・一息ついたら猛烈に眠くなってきた。 目はメチャンコ血走ってるし、今にも寝れそうだ。 しかし何かあっては大変だ。 寝るわけにはいかん。 最初の停車駅は Bern(ベルン)。 ここには後日来ることになっている。 ここで方向転換をし、列車は南へ走る。 車窓には、雪をかぶった山々が見え始めた。 この中にユングフラウやメンヒのような標高4,000メートルの高山があるのだろうか。 ちなみに今回の旅では、日本人に人気のユングフラウには行かない。 その理由は明日にでも機会があったら書こうか。 いやー、何にしても1等車は快適だ。 席は広いしほとんど乗ってこないから使いたい放題。 頑張って金を払った特権だな。 快適なだけに、眠りの神様の誘惑もハンパじゃない。 Thunを過ぎたあたりからさすがに限界がきて、テーブルに突っ伏して爆睡。 ブリーク到着で目が覚めた。 幸い何の被害もなかったとはいえ、無防備な行為だった。 気を付けねば。 ブリークからはMatterhorn Gotthard Bahn(マッターホルンゴッタルト鉄道)に乗り換えて、 Zermatt(ツェルマット)へ。 これは私鉄なので、ユーレイルセレクトパスが使えないため、駅の券売機で切符を買う。 昨日券売機の使い方は勉強済みだから完璧。 チャレンジの賜物といえよう。 ツェルマットまでは33CHF。 ここから先は、何に乗るにも全て切符を買うことになるのだが、とにかく高かった。 さすがに観光王国スイッツァーランド。 儲けどころではとにかく取られるという感じだ。 国鉄駅を出るとすぐ目の前に路面電車のような駅があった。 これか? 駅前の写真を撮っていたら、やはり路面電車みたいなのが入線してきた。 標高が高いのか、随分寒いので、さっそく乗り込み座席を確保。 これで今日の移動は完了だ。 思っていたより順調にこなせたな。 発車してすぐ、車掌が検札にやってきた。 「どこから来たの?」 偽「ジャパン」 「じゃ・・・?」 偽「ヤパン」 「おージャパン! コニチワ。 あぁこの時間ならコンバンワですNE」 あら流暢な日本語ですこと。 そして我輩の発音はそんなに悪いですか?(ショック) 列車は最初川沿いを走り、崖沿いになり、どんどん山に入っていく。 日も落ち車窓も見えなくなった頃、我輩は眠りに落ちて車窓は真っ暗になった。 車掌に起こされて目が覚めたのは20:00前。 「ミスターのことを忘れていたよ。 ツェルマットに着いてるよ。 良い旅を」 到着してから30分も寝過ごしていたようだ。 今夜宿泊予定のミラボーホテルへ急ぐ。 をぉぉ・・・寒い寒い。 昨日と同じカードを書き、難なくチェックイン。 案内された部屋は何とも可愛らしい部屋。 所々木を使ってあって温もりがある。 さらにスリッパやバスローブもある。 地階にはプールやマッサージまである(使わないけど、あると嬉しい)! これは気に入ったぞ! まずはセーフティボックスに貴重品をぶち込み、街へ出る。 23:00には入口が閉まるらしく、 入口用の鍵を持たされてはいるものの、まだ20:00。 レストランは23:00までやってるのがほとんど。 オレだって、たまにはまともなメシを食いたいぞ。 地球の歩き方を参考に駅前のメインストリートを歩き、 トマト味のチーズフォンデュが食えるレストランへ。 店の外のメニューには日本語でも補記されていて分かりやすい。 これは重要だ! でないと何が何だか分からないのだから。 ミネストローネとチーズフォンデュをオーダー。 「飲み物は?」 偽「結構でゴザル」 まず出てきたミネストローネ。 海外で、しかも独力でこんなシャレたメシを食うのは初めてじゃないだろうか。 チーズフォンデュを食う時のために少し残しておこうと思ったら、 スープを飲み終えないと持ってこないようだ。 仕方なくミネストローネを食べ終えると、 いよいよチーズフォンデュがお出ましとなった。 イモ添えとあったので、チーズフォンデュとポテトかと思ったら、 ジャガイモを浸して食うのだった。 どれどれ・・・ん・・・苦い。 ワイン入ってるか?コレ。 しばらくジャガイモをチーズフォンデュの海に浸して食っていたら、ウェイターがやってきた。 「May I help you?」 そう言ってナイフとフォークを我輩から奪うと、 ジャガイモを皿に取ってナイフで一口サイズに切り、チーズフォンデュをかけた。 なるほど・・・ザ・ワールド。 こうして食えと。 まぁ知ってたけどね。 丸ごと浸して食った方が、よりワイルドじゃないかと思ってね。 ナハハッ。 ・・・苦いっていうか、舌に合わないなコレ。 率直に言うとマズイ。 しかもいくら我輩がイモ兄ちゃんだからとはいえ、 ジャガイモばっかりこんなに食えるか! 結局6個残して下げてもらった。 チーズフォンデュって、もっとシチューみたいな味かと思ってたのに・・・。 何だか大人の味付けでガッカリした。 口がまったり苦いので、世界のMでマックシェイクと水を買ってホテルへ帰った。 な? 本場の料理っつったってこんなもんなんだって。 独りぼやきながら、眠りについたのだった。 Zzz・・・ |