4 Jul -

途中何度も寝たり起きたりしながら、目を覚ましたのは25:00過ぎ。

寝過ぎやろ。

シャワーを浴びて、HISの担当さんに、メールで窓側の席のリクエストをお願いした。

自分でオンラインチェックインして座席を変えて、

空からの景色を狙うのが我輩の最近の趣向なのだが、

LANTAM航空は、なぜか窓側がソッコーで埋まっている。

これはリクエストをしておかないとどうしようもないと思ったのだ。

ガキっぽいお願いであっても、
   お願いするところはお願いする!

これがサラリーマンとして我輩が学んだ大事なことである。

幸い担当の方が即対応して下さった。

助かるわ。

その後短い時間で寝たり起きたりを繰り返して、3:30からは寝なかった。

5:00チェックアウトして空港へ。

行きは3列の真ん中が分かっていたのでシブシブチェックインしたが、

帰りの便はリクエスト通り後方左の窓側になっていた。

やっぱりお願いはするもんや!

でももっと後ろの席も空いてるから後ろにしといたろ!
↑コレ、覚えといてね。

後は天気と風向き次第だ。

保安検査を通過して、さすがに腹が減ったので、

ミスタードーナツを食おうと並んだら、全く列が進まない。

何やってんのかと思ったら、一人しかいない店員が、延々と金を勘定してる。

しかも客からもらった金じゃなく、レジの中の金を!!

こいつアホちゃうか。

全く注文を聞く気配すらなく延々と金を勘定するアホ店員。


↑おそらく世界で一番愚かな店員。

もうさすがにエエわと列を離れたら、待ち合いロビーは既に座る所もない。

さっきまで結構空いてたやん!!

あの愚鈍な店員のせいで朝から不愉快極まりないわ。

とにかく腹が減ったぞ!

早く乗ってメシを食いたい!

7:20搭乗。

クッソー快晴やんけ。

窓側だったら、サンティアゴの街と山並みが完璧なのに。

残念無念なまま、イースター島へ出発!

ヒアウィゴー!!

機内では眠くて眠くて仕方なかったが、ここで寝てしまってはまたメシが食えない。

非常に苦痛な1時間半を過ごしてからメシ。

むさぼり食ってしまったわ。

サンティアゴからイースター島までは約6時間のフライト。

メッチャンコ遠いのだ。

今は地図もGoogleEarthもあるし、余裕で到着しちゃうけど、

昔の人って船と星読みだけで到着できちゃったわけで、

コレってマジすげぇと思うわけです。

で、イースター島には昼前に到着。

やって来ましたイースター島!

何か奄美大島のニオイがする!

分かる人には分かるよね?

あの南の島に来た時のニオイだ。

荷物を待っている間に、

突如開設されたチケット売り場で国立公園の入園チケットらしきモノを買う。

どうせ必要になるだろうから、並ぶ前に買うのが得策だ。

USD60、もしくはチリペソ30,000。

なかなかに良いお値段である。

「必ず持って歩くんだ。ホテルに忘れないように」

だそうな。

荷物を受け取り、外に出る。

今日は到着後すぐにレンタカーが使えるようにお願いしてあるのだ。
↑AT車は台数が少ないので、行くならさっさと予約した方が良い。

と、思ったのに、Isurレンタカーの人が見当たらない。

そして、レンタカーの人はいないのに、

レンタカーがあるから来なくて良いと言ってあった宿の人が来ている。

カオスだな・・・。

偽「今日はここでレンタカーをピックアップなの」

「おー、ちょっと待ってな!」

と言うと、入れないハズのバゲッジクレームに入っていって、

レンタカー屋を連れてきてくれた。

そしてその場で手続き開始。

傷のポイントなんかをチェック。

そしてガソリンは満タン返しだそうだ。

宿の人を乗せて、まずは村を案内するから一周してくれ、と言う。

む、オレは早く写真を撮りに行きたいんだぜ?

やむなく村を一周。

このハンガ・ロア村はイースター島唯一の村で、島民はみんなここに住んでいるらしい。

ちなみに住民は7,000人だそうだ。

最後にホテルに行ってチェックイン。

荷物を置いて、さぁ出発。

まずはさっき一周した時に気になったお墓を撮る。

入口を修繕工事中だったが、「入って撮れ!」 と言うので、遠慮なく入らせてもらった。

そして島の南西にあるオロンゴ儀式村へ。

火山の火口の端にある村で、

↑分かるかなー、火口なんだけど。

タンガタ・マヌとかいう鳥の格好をしたリーダーの住む村だそうな。

ということしか読めなかった。

南西方向は雲がなく、真っ青な海が広がる。

いやー、美しいぜ。

しかしメインの観光地がある東の方は雲がかかっている。

ぬぅ・・・。

中に入る前にさっき空港で買った入園券に日付を入れてもらい、スタンプを押してもらう。

アレ・・・このチケットってもしかして入る毎に買うの・・・?

後で確認しよう。

この村には象形文字のような彫り物のある岩がいくつかと昔の住居がある。


↑タンガタ・マヌ。

まぁそれだけだが、ベリーベリーインポータントな場所だそうだ。

へー。

ぐるりと見て回ってオシマイ。

帰りながら火口の写真を撮って東へ。

滑走路が見える。

ナッゲー。

宇宙ロケットが着陸出来るらしいんだぜ。

せっかくだから我輩が乗ってきた飛行機の折り返し便が飛び去るところを

撮ってみようかと思ったが、メンドクサイので止めた。

バックの空も雲が出ててイマイチだしね。

南の海岸線を走って、イースター島のメイン観光地であるラノ・ララクへ向かう。

右手の南側はクソ快晴なのに、左手は雲が厚く、我輩の頭上にも雲が張り出してきた。

ぬぅーん・・・。

確かに午後は雨の予報なんだけど・・・太陽王の力で何とかならんか・・・?

20キロほど走ってラノ・ララクへ到着した頃には、少し小雨がぱらつく最悪な展開。

え、コレってチケットのことを考えたら今日は止めとく??

と思ってゲートに行き、スタンプをもらって質問。

偽「このチケットって一回使えるだけ?」

「イエス、ワンタイム」

マジか!!!

コレは大失敗です偽スナフキン。

慌てる乞食は何とやらなんだぜ!!

クソが。

仕方なく歩き出す。

ここも火口になっていて、モアイは全てこの山から削り出されたモノなのだそうな。

↑見えるかね?山の麓の黒いのは全部モアイなのよ!

我輩大航海時代onlineを入れるとここに来るのは二度目・・・いや、三度目か?

ラノ・ララク発見の前提も入れると・・・いや、それはこっちの話だったな。

大小沢山のモアイが作られたまま放棄されている。

コレは何というか・・・すげぇなコレ。

ちょっと感動してますよ我輩。

小雨がムカつくところではあるが、

この小雨具合も放棄されたモアイにはなかなか良いと思われる。

少々圧倒されながら、散策コースを歩く。

うーむ、熊本のラピュタの道なんかより、

この朽ちたモアイ達によほどラピュタを感じるぞ?

倒れたモアイの鼻先に鳥が止まってくれたら良いのになー。

しかし晴れても欲しい。

山の向こうは完璧な快晴だというのに。

この一画だけ雨が降ってる感じだ。

クソ、空がトンでまうで。

チッ。

もう少しで雲が晴れそうなら粘りもするが、

これはどうやっても晴れねーっていう天気なので、諦めて出る。

晴れの写真を撮るにはまたUSD60か・・・。

仕方ない気もするけど、痛い出費ではあるな。

さらに東へ走ると、アフ・トンガリキがある。

アフってのはモアイが立ってる台座みたいなヤツのこと。

ここのモアイが、この旅行記の冒頭に書いた、

日本の企業が引き起こしたモアイだそうな。



後のモアイは、機材をプレゼントして現地の人がやったんだとさ。

大した日本人たちがいたものである。

ここは朝日が昇る海岸でもあるようなので、翌朝もう一度来ることになるな。

ここから北へ向かい、

島をぐるりと回るようにしてアフ・ナイナイなどを見て、村へ帰ってきた。

↑モアイの上にのっているのは帽子ではなく、
             お相撲さんのような「マゲ」である。

意外と時間がかかるもので、夕日まであと2時間もない。

今日は西の空は雲もないので、キレイな夕焼けが見られそうだ。

夕日はタハイ儀式村で見る。

日没位置を考えて場所を色々と変えながら、ガッツリ撮りまくった。

人がわんさか溢れかえってえらいことになるんかなと思ったらそうでもなく、

実にのんびりした夕焼け観賞であった。

そしてその後、太陽が完全に沈んでからも撮影。

撮影撮影撮影撮影!!

これで本日の観光は終了。

何だか思ったより盛りだくさんであった。

夜は宿の近くのレストランへ。

ここで食った羊の肉がメッチャ美味かった。

さらにデザートまでガッツリ食いまくって腹一杯。

店の中では現地のダンスショーをやってるようだが、

コレは明日別の店で見ることにしているのでホテルに戻り、寝ることにした。

明日は朝日撮影。

そんなに早い時間ではないけど、老体には疲れる行程だったわいな・・・。

あれ、この部屋エアコンねぇの?

何だよそりゃ・・・。

Zzz・・・。

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第一話 LA 第二話 54ヶ国目 チリ

第三話 星を見る島(経験値949)  第四話 ハワイキを探して(経験値484)

第五話 エル・パソ(経験値1040)  第六話 トーレス・デル・パイネ

第七話 意外と危険ブエノスアイレス

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