- 6 Aug

4時過ぎに起床。

今日は撮り鉄の1日だ。

アデレードから南にあるビクターハーバーというところに、

なかなか良さげな観光鉄道があるのだ。

この旅を、ダーウィンINにせず、アデレードINにしておけば、

この観光鉄道の蒸気機関車が走るところを撮れたのだが、

今日は蒸気機関車が走る日ではないらしいことは、既に分かっている。

はー、モッタイナイことをしたものやで。

でも、先にエアーズロックへ先に行ったから、

流星の写真が撮れたわけだし・・・。

まだまだ我輩の後悔は続いている上に、天気が悪い。

あの日に来てれば晴れてたのに。

はぁぁぁぁ。

荷物をまとめて、顔を洗ったら出発。

南下していくほどに天気が悪くなっていき、

観光鉄道の始発駅があるグールワという町に着いたときには、

結構な雨降りになってしまった。

まぁ中途半端に降るよりは・・・と気を取り直し、ビクターハーバーまでの沿線をロケハン。

海沿いを走るので、海と上手く絡めたい。

いくつかチェックしてきたポイントで撮影。

昼の時間にももう一本走るので、場所を変えて撮影。




もう少し晴れてれば、牧歌的で穏やかなのが撮れた予定なのだが・・・。

ビクターハーバーには、この観光鉄道以外にも、撮りたいものがある。

町の沖合にある島まで橋が架かっており、

その橋のレールの上を、馬がトロッコを引いて歩くのだ。

これこそ青空で牧歌的な写真を撮るべくやってきたのに、

雨風厳しい荒れた海の中を馬が行くという、全く予定外の写真を撮って終わってしまった。

無念すぎるビクターハーバーの半日であった。

これ以上ここで撮っても同じ画にしかならないので、移動。

せっかくオーストラリアに来たので、コアラを見に行く。

アデレードの山の近くに、クルランドワイルドライフパークというのがあって、

そこにはカンガルーやコアラが沢山いるらしい。

本当なら野良コアラを見たいのが本心だが、

野良コアラを見れるのはもっと西の森の中らしい。

さらにいうなれば、アデレードへ来たのは、

この時期やってくるミナミセミクジラを見るためでもあるのだが、

ミナミセミクジラがやってくる海岸は、西へ1,200キロも行ったところらしい。

あまりにも調査不足。

ヤレヤレだ。

とにかく、コアラを見るために、来た道を戻っていき、ワイルドライフパークへ。

なかなか良いお値段じゃないか。
↑約2,000円。

入口でカンガルー用の餌を買い、中へ入ってみると、カンガルーだかワラビーだかが沢山いる。

そして、もっといるのはネズミ。

カンガルーにあげようとしたエサも全部食ってしまいやがる。

我輩的には、カンガルーとワラビーの違いがよく分からないのだが、

小さいのをワラビーと呼ぶのだろうか。

んで、レッドカンガルーというのは、大きくて、強そう。

そして、カンガルーは、よく見ると、足がチョー長くて、何だか変な生き物であった。

餌を持っていると踏んで、結構近くまで寄ってくるので、

あまり近寄られる前に、餌を上げちゃった方が良いかもしれんね。

さて、メインはコアラ。

なるべく自然に近い形で・・・というわけで、木の上で寝まくっているコアラども。

コアラの主食、ユーカリは有毒で、消化に体力を消耗するので、長く寝ているという生き物だ。

近くで見ると・・・なかなかに可愛いものだな。

撫でても良いというので、触ってみたら、思った以上にモフモフであった。

でも、ノミとかいそうなので、触ったらしっかり拭き上げておく。

コアラ、カンガルー、エミュー(ダチョウの小さいヤツ)と触れ合い、コアラ見学終了。

今夜の宿は、ビクターハーバーにとってある。

再び海岸沿いまで走りながら、途中のハーンドルフという町が美しかったので、

メシを食って写真を撮り

ホテルに着いたら20:00過ぎ。

もう眠いので、適当にコンビニでおやつを買って、眠ることにした。

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第一話 未踏の大地  第二話 大陸縦断特急  第三話 流星

第四話 キャンガルー肉  第五話 ビクターハーバーの日

第六話 メルボルンの悲劇  第七話 シドニー

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