7 Aug-

寒くて夜中に何度も目を覚ましたものの、無理矢理寝続け、5:30起床。

今朝は7:12の夜明けなので、ゆるりと準備をし、

6:30、ウォーターフロントを歩いてみる。

おぉ・・・。

コレがテーブルマウンテン!!

ショッピングモールの2階に上がり、日が昇りきるまで撮りたおした。

しかし、これならあのホテルに泊まらなくても何とかなる。

明日はマウンテンビューの部屋が空かないもんかねぇ。

朝食はビュッフェ。

やっべーマジ美味ぇ!!

美味いのに、

ヨーグルトとパンだけで腹一杯になっちまうのは、何とも損な体質だな。

さて、今日は喜望峰に1日観光。

喜望峰といえば大航海時代・・・online!

いやー、初めてプレイヤー海賊に襲われたのは喜望峰沖だったなぁ。

卍-maruといったかあの海賊。

インドで満載したコショウを獲られて非常に悲しい思いをしたわ。

・・・いやいや、こっちの話だったな。

昨日のドライバーいわく、

8:30か8:45に誰かが迎えに来てくれるということらしいが。

バウチャーを渡して帰ってしまったので、

どういうツアーだとか、そういうことも全く分からない。

大丈夫なのか?

・・・と思っていたら、やっぱり大丈夫ではなかった。

時間になっても誰も迎えに来ない。

9:10過ぎ、さすがにおかしいと緊急連絡先に電話したら、

探しに来たけど見つけられなかったらしい。

ずっとロビーにいたぞ。

そんなわけあるかい!!
(# ゚Д゚)

さっさと迎えに来いと伝えるように言い、その隙に写真撮影。

素晴らしいなココの景色は。

確かにみんなココで撮ってるけど、

ココ以上のポイントはホテルの部屋からしかないわ。

迎えに来てくれたのは9:30。

当初の予定から1時間も遅れている。

白い目で見られつつ、ツアーのワゴンに乗車。

昨日までの少人数にガイドが付くタイプではなくて、

ケープタウンの観光会社がやってるツアーで回るようだ。

外注丸投げか。

とすると、明日のことは誰が教えてくれるんだ?

この観光会社が我輩のプランを知るハズもない。

こっちに来てから、細かい行程を知った次第だが、

明日はテーブルマウンテンのケーブルカーがメンテナンス中だから、

博物館を回るとか書いてあった。

大して目を引く絵画があるわけでもなく、

分かりもしないガイドの英語を聞きながら、

やはり読めなくて分からない解説を見るだけの博物館に行くぐらいなら、

写真を撮りに行きたい。

っていうか、ケーブルカーがメンテナンス中なのは聞いてたけど、

それ以外のプランももっと詳細に最初から教えてくれてたら、

無駄なツアーに申し込まずに済んだのに、と思うとイライラするが、

まぁそこは忘れて、とりあえず夕方に色々確認することにしよう。

ワゴンは喜望峰に続くドライブウェイを走っていく。

景色が良いと有名な道路だ。



↑車内からでも撮影を諦めてはイカン。

何やら色んな車のCMに使われたらしい。

分かる気がする。

海沿いの道をいくことしばらく、ハウト湾に面した港町に到着。

ここで、少しのクルーズをし、オットセイの島を見るという。

・・・興味が湧かないな。

町の景色は風光明媚で、こういう港町は好きだけどね。

他のツアー客と違って、我輩はすでにコース料金に含まれているらしい。

乗船券をもらって、とりあえず乗ってみる。

おー、オットセイですよ。

キモイほどいるな。

とんでもねー数だ。

それよりも、我輩の気を引いたのは、オットセイの島の上を飛ぶドローン。

↑右上

あれは空撮をしているのだろう。

すごく遠くまでコントロールできるんだな。

あれ欲しいんだよね。

具体的に何を撮るのかと言われると、

ホエールウォッチングの時に使うとかしか考えられないんだけど。

参考になった!

ありがとう!

とりあえず成果はあった。

ワゴンはさらに湾を回っていく。

ここは左にいくとペラリーノですよ~という案内とともに、ワゴンは右折。

↑まさにここ。今から右折していきます。

そして加速していく。

すると、右側の店からトラックが出てきた。

ん、うちの車とどっちが譲るの?

あれ、どっち・・・ってうぉい!!

ガッツッバリバリッ

トラックがちょうど我輩の前の席の横まで擦ったところで

ワゴンは左に弾かれ、前の席の部分のガラスが吹き飛んだ。


↑トラックは無傷・・・。う~む。

オイオイ・・・大丈夫ですか?

幸い誰にも怪我はなし。

次のワゴンを呼んで、旅を続行しようぜ!ということになった。

帰りたいとか言うヤツがいなくて良かったよ。

っていうか、最初の不手際と良いこの事故といい、

ちょっとこのネーチャン改めた方が良いんちゃうか。

1時間ほどして次のワゴンが到着し、

昼飯とドリンクをご馳走するから許してね、とのこと。

やっすいのぅオイ。

タダにするぐらいのことが言えんのかね。

遅れに遅れ、喜望峰エリアには昼過ぎに到着。

ヴァスコ・ダ・ガマの碑などがあるが、全てパス。

しかし車内からのこの一撃は、我ながらナイスだ。

気に入っている。

喜望峰の灯台の麓にワゴンは停まり、

まずはランチだね、的な感じでレストランに入ったら、

1時間待っても何も出てこない。

さすがに我々の怒りも爆発。

15:30に出発すると言うガイドに対し、

そんな時間には出発できない!みんなが見て回るまで待ってろ!!

ということで、喜望峰の灯台見学に向かった。

灯台までは歩いても行けるが、ケーブルカーなら3分。
(歩くと15分だそうな)

ここが喜望峰か。

ちなみに、喜望峰はアフリカ最南端ではない。

最南端は、ケープタウンから3時間ほどかかるアガラス岬である。

しかし、この最果て感はたまらんね!

天気も良いし、来れて良かった!!

ツアーはここでガイドが代わって折り返し、ケープタウンに向かう。

野生のペンギンがいるボルダーズビーチに立ち寄り、

当初予定にあったカーステンボッシュ植物園はカットになるようだ。

元々植物園には興味がないので

カットして欲しいと注文をつけた我輩であるから、

寄れなくなったとしても無問題。
↑混載ツアーなので1人だけカットはできないと言われた。

道々、先程の事故の詳細を聞いたのだが、

あのトラックドライバー・バブエは、二ヶ月前にもバスと事故を起こし、

その時には14人が亡くなっているとか。

いやいや・・・。

しかしだな、二ヶ月前にそんな大事故を起こしたヤツが

もう働けているのはなぜなの?

話盛ってるやろお前!

と、冷静に思ったのはナイショだ。

ボルダーズビーチにはケープペンギンの巣があり、

触れると噂で聞いていたのだが、触ってはいけなかった。

ま、病気持ってたら困るし、触れても触らないけどね。


↑遊歩道みたいなところを歩きながら見るようになってる。

帰り道、明日の予定を電話で確認。

朝からの市内博物館観光はキャンセル。

夕方の夜景鑑賞は、

写真にベストな時間に迎えに来るようリクエストをし、承諾を得た。

海外では言わねばならんのだ。

帰宅の渋滞に巻き込まれながらも、無事にケープタウンへ帰還。

日没に間に合わなくて、ウォーターフロントの夕景は撮れなかったが、

とにかくきちんと見るべきものが見れて本当に良かったわい。

サクサクッと写真を撮った帰り、そういえば・・・とレセプションに寄ってみる。

偽「あなたはマウンテンビューの空き部屋を持ってますか?」

「同じフロアにありますよ」

偽「グレイト!!」

というわけで、これもんの部屋ですよ。

我輩が考えうる最高の部屋をくれたといえよう!

足元にホテルの屋根が写ってしまっても、

これはこれで仕方ない。

上手く処理しよう。

部屋に大満足したら、次はディナーだ。

明日は世界のを食うので、

しっかりしたアフリカの料理は今日しかない。

エビが食いたかったので、シーフードレストランをチョイスしたら、

思ったより高級指向で、予定が狂った。

飲み物はとにかくワインだという。

ふむ。

我輩、ワインは飲めるのですことよ。

しかし、あなたこれボトルですのね?

グラスは無いのね?

やむなし。

シャルドネを頼み、あとは適当に聞こえた単語をオーダーした。

カキだぜカキ。

そしてエビはコレよ!

値段が全然分かんねーが、

到着した日からここまで、

初日ヨハネスブルクでステーキ食った以外は

スナックばっかり食ってたんだ。

多少高くても、5日で割ればしれている。

2万までは出す!と思ったら、1万円ちょい超えだった。

ワインを頑張って半分オーバーまで空けたので、

レストランを出る時には最強に頭がクラクラ。

しかし我輩は満足やで!

素晴らしい夜だわ。

ついでにウォーターフロントを撮ってたら、兄ちゃんが現れた。

「お金がなくて帰れないんだ。ちょっとくれ」

横には、見るからに若すぎる嫁。

こいつなら勝てる。
↑向こうもそう思って声を掛けてきたかもしれない。

偽「あー、あいきゃーんとすぴーくいんぐりっしゅ。
              金がないなら歩いて帰りなさい」

「サー、サープリーズ」

あとは徹底的に無視してホテルへ帰ってきた。

いやー、ワシは満足やで・・・。

っていうかワイン回りすぎてもう無理。

すっげぇ酔っ払ってきた。

無理してワインはいけません。

Zzz・・・

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第一話 記念すべき旅  第二話 世界で一番危険な街

第三話 ヴィックフォールズは美しかった!!  第四話 ディスイズ、チョベ!

第五話 喜望峰へ向かえ!  第六話 クジラかワインか!?

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