4 Aug-

5:30起床。

インターネットで少し情報を収集し、今日の行程を確認。

地球の歩き方と照らし合わせ、参加できるものは盛り込んでいく。

こんなことは日本でやって来れば良いのだけど、

最近はサボリグセがついてイカンわ。
↑日本で頼むよりこっちで直接頼んだ方が、間接費が浮く分安いということもある。
  満席のリスクとはトレードオフだがね。

また少し寝て、朝食を食い、お迎えの8:00キッカリにチェックアウト。

空港へ。

逆方向に向かうハイウェイはアリエナイ渋滞。

プレトリア(現首都)からヨハネスブルクへ働きに向かう人々らしい。

とんでもねぇな。

夕方は当然逆向きが混む。

昨日はスカスカだったのに。

ヨハネスブルクを観光するなら、日曜に来ないとダメだね。

皆のもの、気を付けておくように。

空港には9:00前着。

世話になったガイドに、多めにチップを渡して別れる。

さて、今日向かうのは、ヴィクトリアフォールズ。

世に知られた三大瀑布の1つで、ジンバブエとザンビアの国境にある。

土産物屋を物色し、帰りに買う荷物を見てから搭乗。

↑ブブゼラ。伝統的な楽器で、昔は牛の角だったらしい。

しかしなかなか飛ばない。

結局理由はよく分からんかったが、1時間遅れて飛んだ。

今日は予定詰まってんのにな~。

ヴィクトリアフォールズまでは約1時間半。

さらにビザの取得で時間がかかり、空港を出たのは14:00前だった。

ガイドは陽気な兄ちゃん。

「おー、偽スナフキンは1979生まれ?見かけより年老いているね!」

今日はこれからザンビアへ入国し、ザンビア側からヴィクトリアの滝を見る。

何か質問はあるかと言うので、ザンベジ川のサンセットクルーズに参加できるか、

ヘリコプターフライトに申し込めるか、を聞いてみた。

サンセットクルーズは時間がないから無理だが、

ヘリコプターは何とかしようと言ってくれたので、オーダーした。

何もないまっすぐな道をズンズン走っていく。

ヴィクトリアフォールズは観光用に作られた小さな町。

町のすぐそばにザンビアとの国境があり、今日はザンビア側から見学する。

ゲートポイントに到着。

陸路の国境通過はワクワクするな。

ここでザンビアのガイドに引き渡される。

「彼はヘリコプターフライトに参加したいらしいので、クイックリーで頼むよ」

むむっ、ヘリコプターにも乗るけど、
見るべきものと撮るべきものは撮らないと帰らないぞ!

国境の橋を越え、ザンビア側で、入国ビザを取る。

↑バンジージャンプで有名な橋。

ヴィクトリアの滝の見学のための入国で、USD20。

USドルしか使えないので要注意だ。

ザンビア側のゲートから観光ポイントはすぐそこ。

今日はザンビアの休日で人が多いらしい。

カメラとレインコート、一眼レフ用のウォータープルーフを持っていざ園内へ。


↑滝を発見したリビングストン。

子連れバブーンを撮ってて、父親バブーンに「ウホウホ」と威嚇されつつ、

滝の近くまで歩いていく。

まずは滝を横から。

今は乾季で水量が少なくなっているハズなのにコレ。

雨季はどうなってんじゃ?

横から見たら次はジンバブエ側に歩いていく。

少し行ったところでレインコートを着、一眼レフをウォータープルーフに入れる。

少しでも滝に近づくと物凄い水しぶきがシャワーのようにふりかかる。

コレはエグイ。

しかし、イグアスで予習済みの我輩はウォータープルーフに収納したカメラでバッチバチと・・・

撮れん!

メンドクサイ!!

しかも微妙に暑いし、曇るんじゃないか?

2,3枚撮ってから、ウォータープルーフは諦めた。

何のこれしき、我が愛機5DMK3は防塵防滴ぞ!!

もはやシャワーのようにしぶきが降る中、

それでも何とかレンズに水滴がつかないように苦労しながら撮影。

虹を捉えながらの撮影にも成功した。

何よりや。

そして、ザンビア側の先っぽ、デンジャラスポイントまで歩いて、折り返す。

↑左奥に見えているのが、渡ってきた橋。対岸はジンバブエだ。

さすがにカメラが濡れすぎなんですけど・・・。

大丈夫なんかなコレ。

まだまだこれから撮らねばならない被写体が待っているのだが・・・。

帰り道は動画を録り録り。

↑レインコートを諦めた人々。我輩も最後はフードを被らなかった。

↑一応谷底まで見える。

ほぼ予定の時間にジンバブエ側に帰ってきた。

しかし、徒歩の国境ってのは旅情があるな。

色んな人が、荷物を手に、あるいは子供の手を引き、国境を越えていく。

例え少しのショッピングのためであったとしても、

普段国境というものに縁のない我輩には、趣深い光景であった。

↑反対側はゲートになっていて、撮ってはいけない。

ドラクエ4を思い出してしまったわ。

続いては、ヘリコプターフライト。

ホテルに荷物を置いてすぐ出発。

今日の最後のフライトにねじ込んでくれたようだ。

スバラシイ!!

体重を図ってもらい、搭乗。

もしかして・・・やっぱり前ですか。

毎度のことながらオイシイのぅ。

5DMK3にGoproをくっ付けて撮影してみる。

ホットシュー用のアタッチメントを買ってきて大正解。

ひぁぁあうぃぃぐわぉーーー!!!

ぶいーんとヘリコプターは舞い上がり、ヴィクトリアの滝の上を旋回。

窓が少し開いてて、そこからレンズを出して撮れる。

もー、至れり尽くせりじゃないの!!

これはエンジェルフォールで乗りたかったわ。

なーんてことを思っている間に、見えてきたよ滝が!!

左側用に2度旋回。

オラーッ!!

バチコンバチコンッ!!

デリャーッ!!

バチコンバチコンバチコンッ!!

シャッタースピード優先と絞り優先の二通りで撮ったけども、

絞り優先の方はぶれててダメ。

写真は難しいねー。

とりあえず大満足。

正直、ヴィクトリアフォールズに来たら、コレに参加しないとダメよ、マジで。

そして乗るなら、滝に陽が当たる夕方。

午前中は日陰になってるかもしれんね。

↑ホテルの屋上からも水しぶきが見える。

ホテルまで送ってもらい、さて晩飯。

ホテルのディナーは含まれていないので、レストランで食おうか迷った結果、

スーパーマーケットでお菓子を買って来ることにした。

ホテルを出てすぐ、兄ちゃんが寄ってくる。

あーめんどせーなー。

「ハーイマイブラザー。コレワンダラー」

と言ってヤツが出したのは50,000,000ジンバブエドル札。
↑ジンバブエドルは現在発行されていない。
  凄まじいインフレーションにより、とんでもない桁の紙幣が使われていた時期があるのだ。

ムムッ、こいつは魅力的なオファーじゃねぇか。

しかし、今財布を出して全部やられても困る。
↑この間約3秒。

偽「いらないからバイバイ(クッソー欲しいぜ!)」

スーパーマーケットは充実の品揃え。

旅行本でジンバブエは物不足が深刻と読んだが、首都の話だけのようだな。

クッキーとファンタオレンジを買って帰り道、またヤツが寄ってきた。

欲しそうな顔を読み取られたか?

「ハイブラザー、これだけでファイブダラー」

と言って、今度は何枚かのジンバブエドルを出してきた。

ふぉー、ホッスィー!!

しかし、今はダメだ!

全財産を持ってきてしまったからな!

偽「ガイドにもらって全部持ってる。残念だったね(悶絶級に欲しい!!)」

「おー、ユーハブ・・・全部でワンダラーで良いのに・・・」

偽「ナヌッ!?」

と思ったが、強い意思で歩いていたら、彼は去っていった。

そして次のヤツが現れ、今度はカバの置物を買えと言う。

そんなガキが作ったようなモノなぞいるかこのクソタワケ!!!

100,000,000,000,000ジンバブエドルを持ってこい!!
↑最大単位紙幣であるOne Hundred Trillion Dollars。本当にこういうのがある。

怒りに任せて追い返し、ホテルでクッキーとファンタを飲んで横になったら爆睡。

音楽で目を覚まし、ホテルの広場でショーを見てたらやたらとショーの人々に話し掛けられて、

光栄なんだか何だか、とにかく何言ってるのか分からんかったけど楽しんで、

またジュースを飲んで寝た。

↑蚊避けのカーテンがついてる。

太ってしまうよ・・・。

Zzz・・・

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第一話 記念すべき旅  第二話 世界で一番危険な街

第三話 ヴィックフォールズは美しかった!!  第四話 ディスイズ、チョベ!

第五話 喜望峰へ向かえ!  第六話 クジラかワインか!?

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