-3 Jan
今日は1日レイネ。 夜オーロラが出るまではロケハンをして待つことになる。 今夜も快晴予報で、期待できる。 トロムソからは南に来たので、外が明るくなる時間は早くなってる。 東の空が明るくなる前に出て、ぼちぼちと写真撮影。
オーロラの撮影に備えて、撮りたい場所、車を停められる場所をグーグルマップにマークしていく。 ただ、夜になると案外街灯が多くて撮る場所が限られるんだろうなぁ。 我輩的に、ロフォーテン諸島でのオーロラ撮影を好む理由は2つ。 海からそびえ立つ山と、ロルブーという漁師小屋があること。 これをオーロラと絡めて撮りたい。 まずは、レイネより西、国道の突き当たりにある「オー」という町に行ってみる。 このオーという単語は、名著地球の歩き方によると、 ノルウェー語で「ん」にあたる文字だそうで、突き当たりに相応しい名前だ。 港を見下ろせる丘からは、ロルブーが見下ろせる。 ここにオーロラが出て欲しい! 今夜は絶対に来よう。 それ以外は見所に乏しい。
まぁ普通の村なのだから、当たり前か。 東へ向かい、色んな町に立ち寄りながら、空港もある大きな町、レクネスへ行く。
レクネスは、10年前、スヴォルヴァーからバスで来て、 乗り換えに膨大な時間を待ちぼうけした町だ。 ショッピングセンターには飯を食うところもある。 車で約1時間半。 結構遠い。 あぁ懐かしいこのショッピングセンター。 変わらないね。 そしてあの陸橋。 やる事がなさすぎて、「レンタカーさえあれば、こんな目に遭わないのに・・・」と絶望しながら、 真昼の夕焼けを撮影した所だ。 何て恐ろしい橋だろうか。 「絶望ブリッジ」と名付けよう。 ショッピングセンター内のレストランはショボめだったので、 外のカフェでモカとパンを食って写真を撮りながらレイネに戻る。
途中、無人のセルフスタンドでガソリンを入れたら、 なぜか法外な金額が請求されている。 何だコレは。 気持ち悪い。 帰国したら反論しよう。 とりあえずホテルに戻って少し休んで、あとはオーロラが出る時間を待つばかり。 と思ったら寝てしまい、寝過ごしたかと真っ青になったら19:00過ぎ。 慌てて外に出たら、ガッツリオーロラが光っている。 控え目なオーロラ予報に反してこの夜はオーロラパワーが全開で、 色んな所でオーロラを絡めて撮ることができた。 月が昇り、あまりに眠くなってしまうまで頑張って、十分な撮れ高を確保。
ホテルに戻るなり、大爆睡してしまったのだった。 Zzz・・・ |
第三話 トロムソの絶景を味わう 第四話 再び風景写真の聖地へ |