-21 Dec

早朝起床。

何だか時差ボケが治らない感じだ。

海外旅行の朝飯といえば、パンにコーンフロストwithヨーグルトなのだが、

今回の旅行でようやくコーンフロストとヨーグルトに出会えた。

これを食べると、旅行に来てると感じるわ。

コーヒーを飲んで駅へ。

予定より一本早めた8:10発のICEは満席。

乗り継ぎ列車では座りたくて、ネット予約しようと思ったら満席。

げー。

且つ、今日は北ドイツが天気が大荒れで、色んな列車が運休したり、ルートを変えたりしている。

我輩が乗る列車も、始発は北ドイツのハンブルグだが、

色々変更があるようで、ミュンヘン着は1時間程度遅くなりそうだ。

席が無いのは参るなぁ。

予約料金は8ユーロと、日本に比べて格安なので、

金を惜しまずにとりあえずしておけば良かったかなぁ。

ライプツィヒで降りて乗り換え。

すると、席が空いていたので、座ることができた。

今日のクリスマスマーケットは前述の通りミュンヘン。

他にもいくつか、例えばベルリンなども候補にしたのだが、

前回ヨーロッパへ最後に来た時に、ミュンヘンの広場で片付けられたマーケットの露天跡を見て、

残念な思いをしたことを思い出した。

ならばと、今回はミュンヘンのクリスマスマーケットを見ておくことに決めたのだ。

ミュンヘンまでは寝続けて、予定より1時間遅れて到着。

さあて、ホテルにチェックインしたら、即楽しみに行きます。

↑ギッシリ詰め込まれた部屋。こういうの、割と好きです。

ナッツに砂糖をまぶして揚げたお菓子が美味いのなんの。

コレ何ていうお菓子?

日本で食いたいわ。

今日は3ヶ所の塔に登る。

まずはフラウエン教会。

ここは道案内がオートマチックになっていて、エレベーターや階段通路は勝手に案内される。

青信号になったら進む感じだ。

今日も天気がイマイチ。

昨日ほどではないが、残念やのう。

↑左の鐘楼が市庁舎、右の鐘楼がペーター教会。いずれもこれから登る。

フラウエン教会からの景色はそこまででもない。

足下にクリスマスマーケットもないので、足早に立ち去る。

本命はペーター教会。

少し早いので、アザム教会へ行ってみたら、工事中で入れなかった。

同じく中に入れない人々と一緒に、入口の天井を眺めて終了。

前回見にきておいて良かったわ~。

さ、ブラブラしてたら時間ですわと。

天気がイマイチなせいか、チケット売場は列も無く、あっという間に登れてしまった。

もとい、階段をグルグル登るのは疲れた。

こういう階段を休み休み昇るようになってしまうと、年を取ったなぁと実感してしまうのが悲しい。

展望台は暴風が吹き荒れていて、見学中止にされなくて良かったというレベル。

おかげで人が少なく、市庁舎をバックにクリスマスマーケットをゆっくり撮影できた。

↑なんと展望台には我輩しかいないのであった。

クリスマスマーケットの規模は思ったほどではないけどな。

それにしても、前回コロナ騒動直前に来た時は凄い人だったのに。

やっぱり休みに登ると人が多いのかもしれん。

塔を下りて、今度は向かいの市庁舎の展望台。

ここは予約が必要。

来る途中の特急の中で気付いて、予約してきたのだ。

ここはエレベーターで昇れるので楽チン。

見える景色はそこまでではなかったなー。

ペーター教会の鐘楼を入れると画角がよろしくないので、少し切った。

いかがであろうか。

これで予定してきたクリスマスマーケットの撮影は、全て終わり。

毎日毎日クリスマスマーケットを歩き回り、本当に楽しかった。

楽しかった以外の言葉がないぐらいに楽しかった。

幸せじゃわい。

今夜もコンサートが聴けないかなぁとブラブラしたものの、今夜のコンサートは無し。

残念。

靴の形をしたマグカップが欲しくて、グリューワインを飲み、ナッツ揚げをまた食っていい気分。

あぁそうだ。

今夜はちゃんとしたディナーを食おうと思っていたのだ。

さっきフラウエン教会の近くで見つけたレストランにする。

スープとチキン。

そんなに大きくないと言っていたのに、ビックリするぐらいデカイじゃないか。

こちらの人々は独りでレストランなんて来ないから、基本的に二人以上用なのがツライところだ。

美味いとかより、せっせと食って腹一杯。

駅までブラブラしに行ってみると、パリからTGVがやってきた。

ミュンヘンにまで乗り入れているのか。

TGVはフランスの新幹線的な特急。

かつてガキだった頃、ばあちゃんと列車の写真を見ながら、

「将来乗る!」と話したことを思い出した。

明日は帰国日で予定なし。

調べてみると、このTGVの折り返しは翌朝6:49発。

こんなチャンスはない。

我輩が持っているユーレイルパスは、指定席券を別途買えば乗れるようだ。

早速翌朝の指定席を押さえて、満足のうちにホテルへ帰って寝ることにしたのだった。

Zzz・・・











-22 Dec

5:50起床。

朝飯はTGVの車内にしよう。

帰国用に荷物を整えてチェックアウト。

6:49発パリ行きのTGVに乗り込む。

ばあちゃんと読んだ本のTGVはオレンジだったが、今や白の二階建て。

ばあちゃん、ついに我輩はTGVに乗ったぜ!

感慨に耽りつつ、シュツットガルトまで2時間ちょっと。

早速車内レストランへパンを買いに行ってみると、

緩慢なオバチャンがノロノロやってたので、5人待つのに30分も要してしまったのだった。

いずれにしても、念願のTGVファーストクラスでブレックファースト。

優雅すぎる。

あっという間の2時間だった。

シュツットガルトで乗り換えてケルンへ。

ライン川沿いを走る路線に乗ってライン川を眺めてフランクフルトへ向かうルートにしたのだ。

生憎の曇天で、ここは約20年前のリベンジならず。

いつかは快晴のライン川を下りながら写真を撮りたいものだ。

で、ケルンで乗り換えてフランクフルト国際空港駅下車。

満喫しすぎてギッシリな9連休はここに終了となった。

今回の旅は毎日が楽しかった。

国数を増やすだけの姑息な旅ではなくて、やりたいことが明確だからな。

楽しくないわけがないのだ。

やっぱり旅行は行きたいところへ行かないと!

と思った2023年のクリスマスなのであった。

さ、帰ったらちょっと働いて北欧でオーロラじゃー!

首を洗って待ってろー!!!

<完>

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行程表を見る

1日目 4年ぶりのヨーロッパ!  2日目 クリスマスマーケットで撮り鉄

3日目 ブロッケンという雪山  4日目 クリスマスマーケットの本場へ

5日目 ワンデイトリップのプラハ  6日目 ドレスデンでコンサート梯子

7日目 偽スナフキンTGVに乗る

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