-19 Dec

雨降り。

今日はドイツを離れ、隣国のチェコ、プラハへ行く。

早くに目が覚めていたのに、ダラダラしていたせいと、6:35発を6:53発と勘違いしていたせいで、

駅に着いたら予定の列車は発車済み。

次は1時間後。

しかも乗り継ぎ時間がシビアときた。

何をやってんだ・・・。

仕方がないので、パンを買ってココアを飲む。

そして1時間の待ちぼうけを経て、列車に乗り込む。

乗り継ぎの時間にはやはり遅れたものの、乗り継ぎの列車はさらに盛大に遅れていて、無事乗り継げた。

プラハには定刻から1時間ほど遅れて到着。

さて、押してしまった。

駅前にあるホテルにチェックイン。

アーリーチェックインできたのはラッキー。

そして、このホテルは実にオススメだ。

駅に近くて部屋もきれい。

そこまで高くもない。

実に良いぞ!

荷物を置いたら、まずはプラハ駅のカフェでココアを飲む。

前回来た時には広角が足りなくて、天井の写り込みが微妙だった記憶がある。

解決したのは、カネである。

中はイスが天井からぶら下がってて、超オシャレ。

このオシャレはプラハならではであるな!

そんなお洒落な雰囲気はそこそこに、がぶがぶっとココアを飲んだら旧市街の広場へ。

プラハの観光にはパスを用意してきた。 「プラハ 観光パス」で検索すると、プラハクールパスとプラハビジターパスが見つかると思うが、

買うべきは高い方のプラハビジターパスだ。

有効化した時から48時間有効で、トラムや地下鉄にも乗れて、

旧市街のメインである旧市庁舎のタワーや、王宮にも入れる。

クールパスは少し安いが安いなりで使いどころがほとんどない。

我輩が人柱になって無駄に金を捨てたから、

皆様は捨てなくてイイヨ!

(T_T)

さて、今日のメインは、旧市街にある旧市庁舎のタワーからの夜景。

もしかしたら長蛇の列になっちまうかもしれないので、先に入場チケットをもらってから、王宮を見学に行く。

あぁ懐かしのカレル橋。

渡っているうちに一気に晴れてきて、行きつ戻りつ写真を撮ってしまう。

全く三歩進んで二歩下がってしまうぜ!

今日中に聖ヴィート大聖堂と王宮は済ませたいので、365歩のマーチもほどほどに、まずは大聖堂の南塔に登る。

前回は登ってない気がするな。

遠くに夕焼けに染まるプラハの街並みが見える。

はえー、いい眺めですな。

晴れてくれて良かった。

そして塔を下りて、大聖堂のミュシャのステンドグラスに再会。

このステンドグラスは、世界で一番美しい!

たまりませんな。

前も近くには寄れなかったのかな。

少し遠目からの見学ではあるが、眼福すぎたわい。

王宮が閉まってしまうので、特急で見学し、プラハ城観光終了。

疲れたわい。

さて、旧市庁舎のタワーに行きますかね。

全然混んでなくて、しかもこの絶景よ。

日本だったら、東○カメラ部みたいなのが占拠して動かなくて揉めるところだよな。

ホント、ああいう低次元な場所取りのいない世界の絶景って最高なのである。

絶景を存分に楽しめたわ。

良かった良かった。

この旅で絶対撮りたいと思っていた景色だけに、喜びもひとしおよ。

タワーを下りてクリスマスマーケットを見学。




プラハのクリスマスマーケットは、そこまで店の数は多くなく、

ドイツではマーケットごとにデザインされたカップがついてくるグリューワインも、

紙コップと少々味気ない。

やはりクリスマスマーケットというのは、ドイツの文化なのかもしれんな。

で、今夜は市民会館という劇場のショーを予約している。

さっき歩いている間に、ヴィヴァルディとスメタナの教会コンサートを見つけて、

絶対こっちだろ!と思ったけど、市民会館の中にも入りたいのだ。

あー、体が2つ欲しい!!

スメタナのモルダウに後ろ髪を引かれつつ、市民会館に行ってみる。


今日の演目がコンサートなら良かったのだが、今夜は何だかクリスマスのショーだそうな。

席は満席に近く、我輩は一階席のほぼ真ん中を予約してきた。

とはいっても高くない。

きっとキャンセルが出たのであろう席だった。

席について待っていると、隣の夫人から、旦那と席を代わってくれないか、とのお願い。

旦那さんは通路を挟んだ向かいの席だったので、快諾して座り直していると開幕。

正直なところ、思っていたような派手な劇ではなかった。

というか、鳥がついた棒を持った女の人が歩いてたり、黒子がしっかり見えてる人形が出てきたり、

これはこういう立派な劇なんだろうけども、何だか良い意味で笑えてしまった。

そして、話はきっとクリスマスにまつわるモノなんだろうけども、

全く分からないので、予想通り眠くなってしまった。

大半寝てしまい、劇終了。

最後のコーラスで目が覚める始末であった。

市民会館のレストランは高いので却下。

小雨がぱらつく中、路面電車を撮りながらマーケットをぶらついて、

最後に23:00の天文時計が鳴るのを見学して終了。

23:00の時報は、周りのライトがパッと消えて浮かび上がるので、一番美しいぞ!

広場の大きなツリーに輝く一番星に健康を祈りながら、プラハの夜は静かに更けていったのであった。

Zzz・・・

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行程表を見る

1日目 4年ぶりのヨーロッパ!  2日目 クリスマスマーケットで撮り鉄

3日目 ブロッケンという雪山  4日目 クリスマスマーケットの本場へ

5日目 ワンデイトリップのプラハ  6日目 ドレスデンでコンサート梯子

7日目 偽スナフキンTGVに乗る

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