3 Aug -

1:00に目が覚め、ケータイの充電をし忘れたことに気付き、

Xperiaをコンセントに挿して、続いてiPhoneと思ったら・・・。

iPhoneのコードを入れたケースがない。

あの中にはお気に入りのSHUREのイヤホンも入ってるのに!

昨日のコテージで出したけど、ちゃんとしまったハズ。

そして、昨日車の中でバッグがひっくり返った時にも中身は全て入れて、

イスの下にも何もないのを確認したハズ。

ハズ、ハズ、ハズ・・・か。

無いものは無いわな・・・。

イヤホンだけじゃなくて、リケーブルもしてたのに・・・。

クソー!!

帰国する前にAmazonで購入して、

家に着く前にコンビニで受け取ってやる!!

ガックリと肩を落として再び眠り、3:30起床。

昨日に続いて苦労してヒゲを剃り、4:30、迎えに来たタクシーに乗って空港へ。

5分ぐらいしか乗ってないのに、約1,200円。

コレは少々ボッてんじゃねぇの?

チェックインしてから、レンタカー置き場へ。

あぁこの中にイヤホンがあるかもしれないのに・・・。

クソッカギかけてんじゃねぇよ!

諦めてロビーへ行き、5:50発のハリファックス行きに乗り込む。

機内ではやはり爆睡し、ハリファックスには7:00少し前に到着した。

空は快晴。

期待感が高まっちゃうぜ!

Hertzのカウンターでレンタカー。

「今日は残念ながらナビは無い」 と言われたのに、

何故か車にはしっかりナビが着いていた。


↑今回はカローラ。

ウーム・・・まぁいいや。

今日から3日間はプリンスエドワード島観光なのだが、

あまりに快晴なので予定を変更して、ハリファックスから南下。

マホンベイとルーネンバーグの世界遺産地区を撮影して行くことにする。

ルーネンバーグまでは120キロ。

そこからプリンスエドワード島のシャーロットタウンまでは約400キロだから・・・。

例えようと思ったけどメンドクサイから各自で想像してくれ。

まーかなりの距離になるのは分かるよな?

ハイウェイに乗りルーネンバーグへ向かう。

一本道かと思ったらクネクネとインターチェンジで乗り継ぎを繰り返す。

これはナビがなかったら、絶対迷いまくってた気がするわ。

ようやくマホンベイのインターで降りると、すぐに湾が広がっていた。

3つの教会が並ぶ景色である。

これは絶対青空じゃないとクソな景色に早変わりだ。

良かったぁ・・・。

そこからさらに10キロほど行くと、ルーネンバーグ。

ビクトリア調の可愛らしい建物が建ち並び、

これはもう夢見る女の子は大好きな景色であろう。

特に町の名前もルーネンバーグなんて真生厨二病丸出しであり、

ドラクエ大好き偽スナフキンが吸い寄せられるのも当たり前なのだ。

ベイエリアの一画が世界遺産に登録されている。

あまりに町並みがキレイなので、

これなら作り物の町であったとしても許されるレベルだと感じた。

波止場をブラブラしたら、腹が減ったので、SUBWAYで朝メシ。

SUBWAYって普段入らないからオーダーの仕方に手間取ったが、

無事にロブスターサンドをゲット!

我輩は海老が大好きなのだ。

覚えておけよ!

奥はテラスになっていて、予定外に良い写真も撮れた。

満足!

さらにブラつくと、教会が目に入ったので立ち寄る。

すると・・・。

ほぉぉ・・・こりゃまた・・・。

木の温もりが感じられて、とても優しい感じのする教会である。

2001年に火災で焼けてしまったのを建て直したらしいが、とても良い感じである。

この温もりは写真では伝わらん。

ぜひルーネンバーグへ足を運んでもらいたいものだ。

思ったより良い感じで時間を要してしまったので、

最後に対岸からベイエリアの写真を撮って、プリンスエドワード島へ向かうことにする。

もう一か所行けたらと思っていたペギーズコーヴはパスだ。

プリンスエドワード島へは、高速道路かフェリーで渡ることができる。

我輩のホテルがあるサマーサイドは高速道路で渡った方が近いのだが、

そこからシャーロットタウンまでは70キロ近くあって、無駄な往復が発生するのと、

フェリーで渡ってみたいという思いから、フェリー乗り場のあるカリブーというところへ走る。
↑シャーロットタウンのホテルはどこも高すぎたのだ。

ハリファックスからカリブーまでは約150キロだ。

フェリーの時間は14:45発なので、

休んでいる余裕がなく、懸命に車を走らせたら、14:00には到着した。

予約をしていなかったのが心配ではあったが、普通に乗れた。

かなりデカイフェリーであり、よほどでなければ乗れる気がする。

よーし出港!!

桜島フェリーを思い出しながら揺られること約1時間。

観光ガイドを車内に置いてきて何も予習ができなかった。

まったく時間を無駄にしてしまったことよ!

フェリーを降りて、どこに向かうか迷ったのだが、

せっかく天気が良いのだから、まずは撮れるものを撮っておきたい。

ということで、まずはフレンチリバーへ向かった。

車窓はまるで北海道。

こう書くと北海道で事足りると思われても困ってしまうのだが、

思った以上に北海道なのだから仕方ない。

ずんずんと北西に走っていき、フレンチリバーに着いたのは日が傾いた17:30。

これかー!

なるほどな景色やな。

サクサクッと写真を撮る。

フムー、建物の正面が影になってる。

これは明日に撮り直しが必要だな。

しかし撮りたいものは撮れた。

正直雨だと思っていたので、ひと安心やで。

さて、ホテルに向かう。

意外に近く、35キロ。

せっかくだし、チェックインしたら、夕焼けとかも狙ってみるか。

スーツケースを部屋へぶちこみに行くと、ホテルはまるで研修施設のような部屋。

2部屋で便所と風呂を共有する作りで、狭い部屋に勉強机とベッドがあるだけ。
↑痛恨の撮り忘れ。やっぱり思った時にやらないとこうなる。

あまりの研修施設ぶりに思わず苦笑いだわ。

とりあえずスーツケースをぶちこみ、フレンチリバーへ戻る。

影が濃く出てしまって、もうこれ以上はここからの良い撮影は難しい。

そこからさらに北の海岸線沿いへ行くと、灯台を発見。

なかなか味はあるのだけど、そこまででもない。

さらに赤土のデコボコ道を行くと、ケープトライオンの灯台が見えてきた。

↑これは道路の反対側から撮るべきやったなー。道路の処理に大失敗。orz

草むらの向こうに海と灯台があり、実に良い景色だ。

しかし、ここは我輩が世界で唯一崇拝する写真家、

吉村和敏氏が好んで撮りまくった景色で、もはや我輩にはこの景色をモノにする余地がない。

まぁしかし美しい景色を前にして撮らないのもどうなのってことで、

まずは夕日と麦畑を撮影。

↑5DsR、さすがの解像感やで!これはなかなか圧巻。

そして灯台の足下まで行き、夕焼けと合わせて何枚か撮影した。

たまたま我輩が走ってる間には対向車が来なかったから良かったものの、

あのデコボコ道の真ん中で対向車が来ようものなら、なかなか泣けるであろう。

運転に自信がない人は、迷惑になるから歩くのだ。
↑コレはマジで。厳しい一本道やで。

さ、撮るものを撮ったら帰りましょう。

いつもの空が青くなる時間の撮影もチャレンジはしようとしたものの、

建物に明かりが灯らないので、ただ暗いだけ。

これじゃあどうしようもない。

諦めてホテルへ。

あまりの眠さにシャワーを浴びて即寝ようと思いきや、お湯が出ない。

お湯っていうか水も出ない。

これは勘弁してくれよ・・・。

やむなし。

ギャツビーで体を拭き上げ、明日の予定を考えようとしているうちに寝てしまった。

Zzz・・・

本日の走行距離 632キロ。

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第一話 カナダ最速イン理論  第二話 ブリーチングを撮れ!

第三話 どこを見ても美しい  第四話 自分の構図って・・・。

第五話 行動あるべし!  第六話 夜景が撮りたいのに。

第七話  まさかの展開。

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