-7 May

目が覚めても、今日も今日とてやることがありませぬ。

もう本当にやることが無いのに、夜中まで滞在を強いられるブルネイ恐怖の5日目。

コレは本当に困るわ。

連日同じようにビュッフェで朝食。

パンは美味い。

そして、オヤスミ。

今夜の深夜便で帰るので、夜まで時間がある。

地球の歩き方ブルネイに助けを求めてみると、

エンパイア・ホテルというのが熱いらしい。

熱くなくてもやることがないわけなので、行ってみることにする。

シャトルバスは、空港までは無料。

エンパイア・ホテルは空港より遠いので、追加料金がいるらしい。

まぁ仕方ない。

確かに少し遠かった。

↑エントランスではよく分からないモスクがお出迎え。

エンパイア・ホテルは島の北側の海に面した巨大なホテルで、

吹き抜けの広さや広大なレストランフロアなど、

マジで空間の無駄遣いと思えるほどのデカさであった。


見よ、この広大な吹き抜けとテーブルの数。

無限に飲み食いが出来そうなカフェテーブルである。

これは流石に無駄に見えるぜ。

外を散歩してから、レストランで昼食を頂くことにする。

エビとかカニが食いたいところだが、そういうのは無いので、適当に食ってみる。


思ったより全然美味い。

さすがエンパイア、という感じだな。

英字新聞をくれたので、読めないのに読んでるフリをしながらコーヒーを飲み、

ドライバーが迎えに来るまで、延々とホテル内を散歩。

そして、エンパイア・ホテル終了。

まぁ・・・ホテルですからな。

こんなもんでしょう。

ピックアップの車でホテルまで送ってもらうのだが、

ホテルに帰ってもやる事なんて無いので、港でおろしてもらうことに。

暇すぎるので、もう一度テングザルツアーにでも行ってやろうかと船着き場をうろつくも、

天運我に味方せず、雨が降り出した。

どうせすぐ止むだろうとブラブラ継続。

湿度2億パーセントぐらいの蒸し暑さの中、

ビッショリ汗かいてブラブラブラブラブラブラブラしても・・・止まん!!

むしろどんどん降ってくる。

どうなっとんねんこれは。

結局全く止む気配がないので、諦めてホテルへ帰還。

実につまらない最終日になってしまった。

ナンテコッタイよ。

涼み直して荷物を詰めて、不完全燃焼のうちに、帰国の途についたのであった。

とりあえず遠ざかるバンダルスリブガワンの街を見ながら思ったことは、

やっぱり旅に出るなら思いっきり詰め込まないといけない、ということであった。

そして・・・帰国後大変なことになってしまったのは、海外旅行とは全く別のお話。

<完>

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第一話 4年ぶりの出国  第二話 東洋のヴェネツィア

第三話 キャノピーウォーク  第四話 恐怖のブルネイ

第五話 ブルネイから学ぶこと

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