-6 May
完全にやることが無くなってしまったブルネイ旅行の4日目。 いつものようにダラダラと目を覚まし、朝食会場でビュッフェ。 飯を食ってもやることがないので、部屋でオヤスミ。 何てだらけた旅行なんだ。 いや、旅行というのはこんなもんかもしれんが、 我輩においての旅行というのはこういうものでは断じてない。 こういう海外旅行は二度と止めよう。 あまりにやることがないので、 ホテルのシャトルバスを利用してニューモスクへ行ってみることにする。 それまではまたしても睡眠。 海外にまで来てやるようなことではないな・・・。 ニューモスクへ行く途中、国王の宮殿に立ち寄ってくれた。 が、当然中には入れない。 ゲートだけ見せられてもどうしようもないね。 クルクルと走ってニューモスクに到着。 我輩はここで降ろしてもらって、歩いて帰ることにした。 ニューモスクは、読んで字の如く、新しいモスクなのであろう。 白亜で大変美しいモスクであった。 以上。 ウーム。 とりあえず帰りますか。 車で来た道は帰れないようなので、テクテクと歩いていく。 昨日日焼けで痛くなってしまったので、今日は日傘を持ってきた。 地元の女性もさしている。 日傘をさすのは人生で初体験。 この暑さではやむなしである。 汗が玉のように吹き出て仕方ない。 暑さというより、シンドイのは湿気だな。 帰り道、博物館があったので、ついでに見学する。 毎度の事ながら、美術館は良いのだが、博物館はあまり有意義ではない。 というのも、読めないから分からないんだな、コレが。 汗が引くぐらいは見て回って、ここも終了。 ホテルに戻ってきた。 フヌー。 つまんねぇ。 そういえば、2日目にボートに乗ったとき、 船頭がイエローモンキーを見に行かないかと言っていたな。 地球の歩き方ブルネイによると、ここバンダルスリブガワンは、 世界で一番テングザルが見やすいんだそうな。 コレは行くでしょ。 こいつらは朝と夕方に動き出すようなので、 夕方にボート乗り場へ行ってみることにする。 まぁこんなに暑くては、サルもオヤスミしますわな。 で、まだまだ西日が厳しい中、ボート乗り場へ行ってみると、 早速爺さんがイエローモンキーを見に行かないかと誘ってきた。 20ドルだそうだ。 船着き場からボートに乗り、まずは水郷集落を見に行くようだ。 下から見ると、相当汚くて臭いのではないかと思ったが、臭いはそうでもなかった。 しかし、ここに住むとなると、モノを落としたら全部捨てないとだし、 高価なモノは絶対に鎖につなぐ必要があるだろう。 ケイタイみたいなモノはヒモで括っておかないと、 落としたら拾い上げたくはないね。 やはり我輩には住めません。 で、テングザルを見に行くぜ、的な流れになったとき、船頭の電話が鳴った。 どうやら、あの爺さんが他にも客を捕まえたようだ。 一旦戻ってピックアップさせてくれ、ということになった。 「君はラッキーマンだな」 そうなのか?? ボート乗り場へ戻る前に、水郷集落の家へ。 紐を引っ張るとバケツが下りてきて、そこへ金を入れると、今度はホースが下りてきた。 どうやらボートの燃料補給のようだ。 こういうのを見れるのは役得だな。 ボート乗り場でインド人的な一家とガイドを乗せて、 再度テングザルを見に行くと思いきや、少しだけ寄り道してワニを見る。 あそこにいるぜ!と言っていたが、我輩には見つけられなかった。 というか、生活水路にワニがいるってのはどうなんだ。 で、テングザル。 インド人のガイドと船頭が探している。 本当に町の近くの森にいるんだな。 「お!いたぞ!」 あ、いますね。 逆光ですけど。 遠いなー。 望遠レンズは持ってきてないんだよねー。 すれ違ったボートに教えてもらって、さらにボートを走らせることしばらく、またいた。 今度は撮りやすい。 これがテングザルでゴザル。 ほほー、確かに鼻が天狗のようですわい。 帰りがけにもう一匹撮影チャンスがあって、思ったより見れた。 それより、小型のワニが多いこと多いこと。 ワニというかイグアナみたいなのではあるが、町の近くにこんなにいたら困るじゃないか。 最後にインド人家族のためにもう一度水郷集落を見学して終了。 思ったより楽しかった。 さて、ホテルに戻ったら、シャトルバスで再びニューモスクへ連れて行ってもらう。 帰りはショッピングセンターでピックアップしてもらうことにして、 撮影道具を整えてオヤスミしてから出発。 夜のニューモスクはまたなかなかにピッカピカ。 我輩だけが降りるハズだったのに、夜市へ向かうだけのほかの客まで降りてきて、 予定外に撮影タイムになったようである。 そしたら、チャイニーズの夫婦が戻ってこないとドライバーが困ってしまっていた。 チャイニーズあるあるだわ・・・。 結局ほかの客もいるので、放って行かれてしまったようだ。 しばらくしてから戻ってきていたけどな。 当然我輩は無視して写真を撮って、ショッピングセンターへ向かったのであった。 夜市なんか行ってもどうせローカルフードはハードル高くて食えないし、 ショッピングセンターで世界のMを食いたい我輩なのであった。 ビックマックと、北海道の文字に釣られてアイスクリームを食う。 ブルネイでようやくメシらしいメシを食うことができたわい。 まぁこんなもんでしょう。 シャトルバスにピックアップしてもらってホテルに戻る。 明日の夜中の便だから、何とまだあと1日もある。 恐るべしブルネイ。 もうブルネイが怖いです。 Zzz・・・ |