| - 4 May
何度も何度も目が覚めては寝てを繰り返し、熟睡出来ないまま朝になってしまった。 今日は昨日チャーターしてもらったタクシーで、シャフリサーブスという町へワンデイトリップ。 遺跡がある町だそうな。 サマルカンドに何日もいても仕方ないので、行くことにしたのだった。 昨日、「午後だけで行きたい」と言ったら、「遠いので終日になる」とのこと。 1日チャーターで580,000スム。 約6,500円である。 6:30、レギスタン広場を見に行くと、広場内の宿泊客であろう僅かな人がいて写真を撮ってる他は無人。 青色の床にメドレセがうっすらと映り、何とも美しい。 もっと早く来れば良かった。 ブラブラとハズラティヒズルモスクまで散歩。 今日も雲一つ無い快晴である。 入って良いのかまだ開いてないのかよく分からんが、 怒られるまで行ってみようと入ってみたら大丈夫だった。 ビビハニム・モスクが見える。 昨日は逆光だったから、今日は良い感じである。 ブラブラしてたら、「ミナレットに登らないか?」 と、昨日と同じような提案を受け、 フィーをお支払いし、小さな入口から塔を登る。 見える景色はしれており、ここはそこまで上に登る価値は薄かったかな。 ま、貴重な経験にはなったけど。 ブラブラし続け、飾り窓みたいなところから写真を撮ったりしたら満足した。 ホテルに戻って、小さな食事スペースでメシ。 パンとかを出してくれていたところ、無慈悲なチャイニーズオバハンたちがワラワラと現れ、 コーヒーだのパンだのとガチャガチャ要求し始めた。 少ないメンツでやってるに違いないのに、 そんな風に提供出来んやろ・・・と憐れみの視線を送りつつ、興醒めてしまったので我輩は退出。 タクシーが迎えに来るのを待って、出発。 デカイワゴン型のタクシーを提案してくれたのだが、 普通ので良い、と伝えたので、来たのはセダンタイプ。 まぁ十分だ。 オーナーが連絡先を教えてくれ、「何かあったら電話をくれ」 とのこと。 ホント、親切極まる対応である。 このホテルは本当にオススメよ。 タクシーは南へ向かい、まずは湖が見下ろせる遊園地のような遊び場で止まった。 ハート型を手で作ったような岩があったり、麓に広がる湖が美しい。 よく分からん若者が一生懸命話しかけてきて、 「ラッションラングエッジを話せるか?」 と何度も聞いてきて話が出来ず申し訳なかった。 ラッションがロシアンだと分かったのはこの後約6時間後ぐらいだったのだ。 許せ。 峠を越えて、シャフリサーブスに到着したのは丁度昼。 3時間待ってるからゆっくり観光してこい、だそうな。 さて、このシャフリサーブスとは一体何なのか、という話だが、 かつてのウズベキスタン辺りを支配していたティムール朝の親玉、 ティムール生誕の場所だそうで、その廟がここらしい。 3時間もいるのかな?と思いつつ、まず手近なモスクへ。 ここもサマルカンド同様にエメラルドグリーンのドームがある。 タマネギというより円筒形になっているドームの形と幾何学的な紋様が相まって、 大変に美しい。 はて、これだけで3時間?と思ったら、 離れた場所に宮殿の遺構があるようなので行ってみる。 原付でも送ってくれるみたいだが歩くことにする。 というか、タクシーで送ってくれたら良いのに。 公園になっている長い道を約20分ほど歩く。 見えてきたのはデッカイ壁。 コレが門だとして、どんだけでかい宮殿だったのって話だな。 これも深い青色が大変に美しい。 我輩が群青色好きってこともあるけど、どの建物も色合いが素晴らしいな。 そして何があるかというと、この遺構があるだけなので、特にすることはない。 折り返してしまうことにする。 この公園のような所の東側には宿泊施設があるのだが、 稼働しているようには見えない。 カフェも開いてなければ噴水も止まっているし、 観光のピークシーズンはいつなんだろうか。 コーラを一気飲みしてタクシーの所へ行くと、運ちゃんも涼んでいた。 来た道を帰る。 途中の峠でシャシリクという串焼き肉を食わせてくれるらしい。 しかし英語が全く通じないので、ボディラングエッジと写真だけでの会話である。 この峠は何がどう有名なんだか知らないが、 猛烈に混んでて、予定していた所では食べられないらしい。 峠の頂上付近のレストランで止まってドライバーが食べれるか聞いてる間に、 現地人のグループに呼ばれて、翻訳ツールを使って会話。 アレを食えだのコレを食えだの、 変なの混ざってんじゃないかと心配性な我輩は、適当にごまかして済ませた。 峠を下っていったところの店で再びストップ。 今度は食えるようだ。 ドライバーがメシをオーダーに行ってる間に、 ご家族グループの女の子が話しかけてきたのでお喋り。 この近くのナボイという町に住んでてメシを食いに来たらしい。 ウズベキスタンの食事はピルーフが美味しいので、 オイリーだけど食べてみて欲しい、とのこと。 ドライバーが山ほどの羊肉を持ってきたので、串から剥がして食う。 美味い。 コーラが実に合いますわ。 ただ、肉だけっつーのはなぁ。 もう少し野菜と一緒にいただきたかった。 さっきの家族と記念写真を撮って店を出る。 最後に湖を回ってくれて、ホテルに帰ったのは16:00前。 何やかんやで疲れたが、グル・アミールという廟は見に行きたい。 アザーンが聞こえる中を歩いていって見学。 どれもこれも同じデザインじゃないかと言ってしまえばそれまでだが、 どれもこれも良いんですわ。 天文台跡とか博物館にも行きたかったがタイムアウト。 ホテルで少し休んで今夜もライトアップを見学しながら、 待ち時間にピルーフの店を探す。 ホテルの兄ちゃんに教えてもらった店は家族連れで行く感じで、 かなりの量が出てきそうで、我輩独りでは絶対に食いきれない。 昨日のレストランに行ってみたらピルーフは売り切れ。 何とかならんかということで、レギスタン広場の近くにレストランを見つけた。 店頭で作られているピルーフを見るに、相当油ぎってそうである。 果たして・・・とオーダー。 出てきたのは、べっとりオイリーなピラフ。 こいつはまた・・・。 辛くもないし油っこいのは大好きなんだが、 全部食べたら明日おなかが緩くなること請け合い。 明日は列車でタシケントへ帰ることもあり、半分食べて残してしまった。 すまぬ。 ホテルへ向かって歩くと、広場ではライトマッピングをやっていた。 こういうのをやるなら教えてくれないと。 後ろの方から見学。 どうもウズベキスタンの歴史的なものだったように思った。 はー疲れた疲れた。 本当は夜中に人がいなくなってから広場のライトアップを撮りたいのだが、 何時になっても人が沢山いて、とても撮れない。 もう限界。 お休み。 Zzz・・・
- 5 May 5:00起床。 朝人気のないレギスタン広場の写真を撮りたい。 日が昇るのを待って撮影。 おぉ・・・。 床にうっすらとメドレセが映り込んで実に美しい。 そして、このすぐ後に広場の中で写真撮影やらが始まってしまい、 このチャンスは本当に僅かな時間しかなかった。 危ないところであった。 快適なホテルをチェックアウトし、タクシーで駅に向かう。
オススメのホテルはRegistan Palaceやで。 オーナーはとっても親切なイケメンだし、 みんな是非泊まってくれ。 今日も高速列車は売り切れで、普通列車でタシケントへ戻る。
座席はこの車両で一つしかない向かい合わせ。
何でや・・・。 向かいはウズベキスタン美人ではあるが、何ともはやな4時間だった。 さて、タシケント駅にスーツケースを預けて、夜の便まで観光とする。 ホームの地下に手荷物預けがあり、どうもコレを調べているのはほとんど日本人。 日本人の長蛇の列が出来ていた。 係員が「君たちはみんなグループなのか??」と少々ウンザリしていた。 我輩は早めに預けて出発。 地下鉄の写真を撮り撮り、国立美術館へ行ってみると休館日。 嘘やん。 ティムール博物館も休館日。
えぇ・・・。 タシケントで一体何をしたらいいのだ・・・。 卓球に興じる人々を横目に仕方なく少し調べると、 テレビ塔があって、展望台になっているらしい。 本当なら博物館巡りをして時間を潰すつもりだったのに、 そこぐらいしか行く所がない。 地下鉄を乗り継いで行く。 ウズベキスタンでは卓球がメジャーなのだろうか。 広場のあちこちに卓球台が置いてあって、 昼休みみたいな感じでカッターシャツ姿の人々が卓球を楽しんでいた。 意外な文化だな。 休園なのか閉園なのか、人気のない遊園地を通り過ぎるとテレビ塔が見えてきた。
手荷物検査を受けて、 モンゴルっぽい見た目のオバサン達に順番を抜かされまくりながら展望台へ。 タシケントの街が一望できる。 どうせもうほかに行く所がないので、 足下を走る地下鉄や貨物の写真を撮ったろうと粘る。 旧式?の青いのが映えるので、待って待って撮影した。
影が伸びてしまって撮りづらくなっちまったぜ。 さっきの混雑を見るに、また手荷物預かりが混んでは困る。 早めに帰りますか。 とはいいながらも、地下鉄の駅は実に画になるので、何ケ所も降りて撮影。 地下鉄が到着するまで待って撮って、次の電車で移動することになるので、 想定以上に時間を食ってしまったわ。 サクッと荷物を受け取り、タクシーで空港へ。 最近空港に焦って走るのが続いている気がするので、かなりゆったりと到着した。 早めにチェックインし、仁川までのフライトは夜便なので爆睡。 翌8:00前に仁川国際空港に到着した。 昼過ぎの帰国便までソウルを見て回ることにする。 何せソウルなんてトランジット時の観光で十分なのだ。 さっさと空港都市内を結ぶ列車乗り場へ行くと・・・。 あれ、ソウルまでってこんな遠いの!? マジカヨ。 快速列車のチケットを買ってソウルまで行く。 こんなに遠いなら帰りも快速一択だ。 帰りの列車も予約しようと思ったら、全く満席だらけ。 ナンダコレ。 思ったよりソウルでの時間は無いな・・・。 ソウル駅で地下鉄へ乗り継ぎ。 時間がない中で何をするかって、何とか広場の衛兵の交代見学ぐらいしか無理だ。 広場に到着すると、丁度交代のイベント時間。 では見ましょう。
・・・。 終わりました。
向かいにある観光施設から見下ろせる・・・と思いきや、工事中で不可。
ダメだ、もう時間がない。 地下鉄を乗り継ぎ、鈍行に乗って空港に帰ってきてしまった。 残念ながらソウル観光は全く出来なかった。 というか、前ソウルに立ち寄ったときって、仁川だったのか? こんなに遠かった記憶がない。 ま、また来ますかね、トランジットで。 ということで、尻切れトンボだが、おしまいである。 次は大冒険でお会いしましょう。 <完> |