- 20 Sep
今日はゴールデンロックへの1日ツアーを申し込んである。 ホテルのロビーに5:00集合。 なので、4:30に目覚ましをかけたわけですよ。 そして目を覚ますと、4:58。 マジか!? ソッコーで仕度してロビーへ行くと、レセプションの人が受話器を向けてくる。 何でしょ。 話をしてみると、現地ガイドが車で事故ったので、今代わりを手配中だという。 ガイドがいなくても行きたいですかと言うので、行ければガイドはいらないことを伝えた。 そしてタクシーで別のホテルへ移動し、混載の人たちと合流。 現地のエージェントも到着し、代わりのガイドが確保できたことを聞いた。 ヤレヤレだ。 ゴールデンロックがあるジャイティーヨーまではタクシーで約4時間。 田舎の景色は結構に味があり、 魚釣りをしているのか、小舟が行きかう小さな川など、 時間さえくれるなら撮ってみたい景色だった。 今日は天気が良いらしく、夜まではもちそうとのこと。 さすがは太陽王なのである。 すれ違う車は95%日本車。 我輩たちが乗る車もハイエース。 バスは京都市営バスや名古屋市営バスなど、見たことあるバスがチラホラ。 車は少し前の日本車の方が今より遥かにカッチョエエなーとしみじみ思った。 途中、出発が遅れたお詫びってことで朝飯をとることになった。 しかし、お詫びなんていらないので金を戻してほしかったね。 ひたすら爆睡しているうちに、ジャイティーヨーの町に到着。 タクシーからトラックに乗り換える。 ヘッドの中と荷台に乗ることになるが、ヘッドは3,000チャット、荷台は2,500チャットである。 トラックは、乗客がある程度集まらないと出発しない。 我輩たちが待つ中、あとからあとから日本人ツアー客がやってきて、トラックをチャーターしていく。 マジでどんだけ来てんの日本人。 この数は異常やで。 今は雨季だということもあって、乗客がなかなか集まらず、小一時間ほど待って出発。 我輩たちはヘッドの中。 なかなかの急坂を、トラックは登っていく。 途中何ヵ所かチェックポイントと停留所があり、頂上までは1時間以上を要した。 もはや既にお疲れである。 バス停から少し歩いて、目指すゴールデンロックの寺に到着。 ミャンマーの寺は靴と靴下を脱いで上がらねばならん。 寺の中だけならまだしも、境内からそうだとは。 いやね、犬が結構いるのよ。 犬が。 犬がいるってことはね、分かるでしょ? 糞もさ、所々落ちてんのよ。 これさ、雨が降ってないからまだ我慢できるけど、 どしゃ降りの時って、糞やらが混じった水の中を歩くわけでしょ? 耐えられないよ、我輩には。 まぁ雨の日に流れて乾いたりしてるだろうから今も大して変わらないかもしれないけど、 雨の日は無理です。 雨の日は。 で、糞の地雷源を避けながら境内を進んでいくと、ゴールデンロックが見えてきた。 え・・・? コレ・・・なの? いやぁ写真ってのはホントに嘘つきだよな。 まさかこんな所にあるとは。 もっと絶壁の上にあると思ってたよ。 ヤレヤレだな。 男だけは金箔が貼れるというので、貼ってみた。 うーん、ありがたいんだか何なんだか。 この岩の下にはお釈迦様の髪の毛が2本あって、だから落ちないんだってさ。 よく知らんけど、岩の下に糸を通せるんだってさ。 サクサクッと写真を撮って、お祈りをした後、下山。 帰りはトラックの荷台に乗った。 雨さえ降らなければ問題は何もない。 麓でミャンマー料理を食い、帰路に着く。 すごい雨降りだった気がするけど、夢だったかもしれん。 ホテルに戻ったのは18:30過ぎ。 長旅であった。 さて、まだ時間があるので、ガイドが是非行ってきてくれと言っていたシェダゴンパゴタへ向かう。 30分くらい歩けば行けそうだが、メキシコの惨劇を教訓に、タクシーで行く。 そして、我輩が戻ってくるまで待たせる。 同じ轍は踏まないぜ。 シェダゴンパゴタはヤンゴン最大のパゴタ(寺院)である。 やはり靴を脱いでエスカレーターで頂上に行くと、ピッカピカ。 これ以上なくピッカピカである。 そして仏像の背中には電飾が沢山。 いやー、まるでCR仏像大フィーバーじゃないスか。 これは新しい表現方法やな。 時計回りにお祈りして回るのが正しいようなので、とりあえず時計回りに回っていく。 拝観は21:00までだというのに凄い人の数だ。 お祈りに来てるというより、くつろいでる感じ。 ミャンマー人は仏様が大好きなんやな。 ぐるりと回りながら数カット撮影。 ふむ、思ったよりは画になるな。 来て正解。 しかも夜に来たのがなお正解だわ。 思った以上に満足してホテルに戻り、翌朝のタクシーを頼んで爆睡したのだった。 |