- 7 Aug

せっかくの夜行列車。

寝るには惜しく、色々と撮りたくてモゾモゾしてるうちに寝てしまい、

起きたらワルシャワだった。

様子を伺っていると、ここで進行方向が変わるようだ。


↑車内はこんな感じ。ムードあるでしょう。


↑こういうカットって、意外に難しかった。

再び眠り、目が覚めたら、夜が明けようとしていた。

ゴソゴソと写真を撮ったりしながら、6:24、定時にグダンスク中央駅に到着。

非常に画になる駅。

駅前からもトラムと一緒に撮っておく。

今日は、夜、ワルシャワを経由して、リトアニアのヴィリニュスへ移動する。

それまでは、ゆるりと街観光だ。

スーツケースをロッカーに入れて、リュックを背負って歩き出す。

・・・もう少しロッカーに入れてくれば良かったかな・・・というぐらいの重さだ。

ちっ。

グダンスクは、かつてはドイツ名でダンツィヒと呼ばれた港町だそうだ。

ダンツィヒとグダンスクが一緒だったとは知らなかったね。

大航海時代オンラインをやってた時にヒスイや紋章収奪のために何度か・・・、

おっと、それはこっちの話だ。

グダンスクといえば運河。

駅から20分ほど歩くと到着。

ガレオンの形をした観光船が浮かび、まるで中世。

ただ、まだ日の当たりが良くない。

まぁここは昼過ぎだな。

ちょうど今はマーケットのシーズンらしく、屋台が並んでいる。

お買い物は後にして、旧市庁舎の展望台へ。

丁度運河が見下ろせる。

となれば、あの観光ガレオンが行くところも撮れるのか?

というわけで、ここで延々2時間ほど粘ってガレオンの写真を狙うことにする。

モチロンただ待っているだけでは退屈極まるので、

尖塔とトラムが交差するところも狙ってみる。

やってみると非常に難しくて、トラムが見える区間が短いのと、

走ってくるスピードが速く、

俯瞰で見ながら撮っているのに、

何度撮っても上手くいかない。

どうやら我輩のシャッターを押すタイミングと、

走ってくるタイミングが、

絶妙に合わないようだった。


↑分かる~???


↑ココに走っているんですよ。(笑)

それ以外に、普通の風景写真も撮る。

切妻屋根の建物は、アムステルダムのような、オランダやベルギーの風景を思わせる。

そして、待ちに待ったガレオンの風景はというと・・・。

ちっせぇ~。

しかし、細部の写真にも拘りたいんだよ我輩は!

引き延ばすと、なかなか良い風景写真なんだぞ。

階段を下り際、こんな狭い展望台によくぞ2時間もいたものだと、我ながら感心した。

それから運河やら屋台やらを見学したが、時間余り過ぎ。


↑丁度、聖なんたらのマーケットをやっていた。

こんなに時間をとる必要は無かったな。

そして暑い。

信じられないぐらい暑い。

WIFIを繋いだら、ポーランド語で猛暑注意!的な文字が出るぐらい暑い。

無駄にトラムの往復チケットを買って終点まで行ってみたら、

トラムにエアコンが無くて灼熱

かつ、何もなかったり、とにかく暇で時間を潰すのに苦労した。

ようやく空港へ行っても良いかな、という時間になったので、電車で空港へ。

やっとこエアコンやで・・・。

チェックインして待っていると・・・飛行機が来ない。

もしや・・・。

と思う間もなく、Delayの表示が。

マジか。

乗り継ぎ、時間ないぜ???

40分の遅延。

乗り継ぎ時間40分なんだけど。

カウンターへ行き、聞いてみる。

偽「これ、ミストランジット?」

「うーん、到着時間が出発時間だから、100パーセント乗れないとおもいます。
        ホテルと振替便はこちらで準備するので、ワルシャワで聞いて下さい」

英語でもワンハンドレッドパーセンテージって言うんだな、と、無駄に感心しつつ、

いやいや、後の予定が押してしまうぞ、と焦りつつ、40分遅れて搭乗。

微妙に期待を持たせる時間ぐらいの遅延なのが、余計に焦らせる。

ワルシャワには22:30過ぎ着。

下り際、CAに、偽「これ乗れるの?」 と聞いてみたら、

「とりあえず急いでみて!」 と言われたので、ダッシュしてみると、ゲートはすぐ近くだった。

保安検査とかどうしたのか、急ぎすぎて全く覚えていないが、

とりあえずは間に合って席に着いた。

飛行機は20分ほどの遅れで動き出した。

こんなわずかな時間で、我輩の荷物はちゃんと移し替えられたのか?

と思いつつも、疲れて寝てしまった。

到着の衝撃で目を覚まし、手荷物受け取りのターンテーブルへ。

どうせ出てこないんじゃないの?と思ってたら、

案の定出てこない。

旅行中のロストバゲージは初めてですよ。

とりあえず荷物係のところへ言って、

何だか分からないが、手続きなんだか説明なんだかよく分からない手続きを済ませる。

翌朝10:00ぐらいになれば、どこにあるか分かるハズだ、とのこと。

ウーム、大丈夫なのか?

明日には隣国のラトヴィアへ行ってしまう忙しい旅人なんだぞ、我輩は。

もう今夜は飛行機は飛んでこないハズなのに、ターンテーブルの辺りに大量にあるスーツケース。

コレはロストバゲージの山なんじゃないのか???

不安にさせてくれる・・・。

まぁしかし無いものは仕方ない。

幸い、旅を続けるだけのモノは、全てリュックにある。

何とかなるだろう。

元々、到着時間が夜中ということで、ホテルは空港内のホテル。

スニッカーズとジュースを買って食い、疲れ果てて寝てしまって、

大変なことに気付くのは、翌朝であった。

Zzz・・・

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第一話 ウォルショヮへ・・・  第二話 海外撮り鉄!

第三話 古都、クラクフ  第四話 負の遺産

第五話 ダンツィヒ  第六話 国際免許

第七話 フィンランドへ。

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