- 5 Aug
5:00起床。 今日は夕方には、ポーランド南部の都市、クラクフでレンタカーを返却せねばならない。 ただ、それまでの時間はしっかり観光したいし、 せっかく大枚を叩いてレンタカーしてるのだから、車でないと行きづらい町へ向かわないと。 というわけで、古い教会のあるシュフィドニツァという町を経由してクラクフヘ向かうことにする。 ダラダラホテルにいても仕方がないので、教会が開く8:30に合わせて、サッサと出発。 乗り込んで走っていくと、車のアラームランプが消えないことに気付いた。 む?何のアラームなのか分からないが、 インフォメーションディスプレイにも、ずっとアラームの文字が出ている。 どうやら、前方接近のモニターが働いてませんよ、 ということらしいのだが、直し方が分からない。 特に運転に支障がないので走っていくことにした。 幾つかの町や村を越えて、どんどこ走る。 シュフィドニツァまでは約230キロ。 途中から高速道路は使えないようなので、下道を行く。 距離で見ると遠いが、走ってみるとそうでもないもんだ。 そして運転しながらでも、近くに線路があれば、 何とか撮れないものかと思案したりしつつ、8:30ピッタリにシュフィドニツァへ到着。 まだ開いてなかったので、管理人さんに鍵を開けてもらって見学。 木製の祭壇や装飾は大変凝ったもので、 色合いから何から、なかなかに見応えのある教会だった。 少し調べてみると、 30キロほど離れたヤヴォルという町にも、同じような教会があるらしい。 せっかくだから行ってみることにする。 その道中。 町の立派な教会をぐるりと回るように線路が敷かれていた。 何これ。 ここを走るなら見てみたいぞ。 高架になっていて、柱とかはキレイに塗られていて、現役のように見える。 ただ、近くにあった駅はボロボロで、ここはもう引退した駅にしか見えない。 貨物の専用線になっているのかもしれない。 そして残念ながら、列車がくるのかどうかを調べる術がない。 少しの間様子を見てみたが、全く走ってきそうな気配もないので、諦めることにした。 昨日の観光列車もそうだが、ポーランドのホームページは、 英語の表記が少なく、国鉄のホームページも情報の探しようがないので、 どうしようもないのだった。 40分ほど走って、ヤヴォルに到着。 ここの教会は、確かに木製だが、 シュフィドニツァに比べればサラッとした造りで、そこまでの見所は無かった。 さて、急がねばならない。 クラクフへ向かって走り出す。 ・・・のだが、眠気がマックス。 コレはさすがにヤバイ、という眠気が何度も何度も襲ってきたので、 ワルシャワ~クラクフ間を走る特急をどこかで撮ってやろうと思っていたのに、 そんな時間はなくなってしまった。 途中何度もコンビニに立ち寄り、目覚まし代わりにジュースを買う。 そして、みんなが食ってるフランクフルトも買ってみた。 ホント、ポーランドのパーキングエリアではみんな買って食ってる。 食ってみたら、メッチャ美味い。 パンは堅くなくてサクサクで、 コレにケチャップとソーセージの組み合わせで不味くなるわけがない。 もっと早く食えば良かった。 いつかきっと日本に上陸すると思うよコレ。 とか色々思いながらも走り続け、返却時間(店の閉店時間)ギリギリにクラクフに到着。 車を返し、トラムで市街へ。 ポーランドの主要な都市には、トラムが走っている。 乗り方を知っておいた方が良いぞ。 観光地が近くにあるような駅なら、自販機で切符が買える。 正直、どうしてもケチりたいというのでなければ、 1日乗車券を買ってしまった方が、気が楽だと思う。 ホテルにチェックインして荷物を置いたら、城壁に囲まれた旧市街を歩いてみる。 ポーランドが誇る一大観光地だけあって、なかなかに風情のある街並みだ。 ちなみに昼頃の明るさに見えるが、既に17:00。 教会のほとんどはクローズ。 それでも可能な限り見ておこうと、市庁舎の鐘楼へ。 最近年老いたな~、と強う思うのは、 こういう鐘楼の階段を上るときに、途中で休みたくなってしまう時である。 以前は途中で止まったりしなかったのに。 鐘楼の最上階が展望台になってはいるものの、摺りガラス越しであまり眺めは良くなかった。 あまり上る必要はないかもしれない。 閉館間際の大聖堂にも飛び込んで撮影。 その後は広場で写真を撮り、中央駅へ行って写真を撮り、夜はもう一度旧市街へ。 メシを食って、広場を走ってる馬車の写真を日が回る直前まで撮った。 観光写真ばかりだが、とりあえずは満足。 残りは明日にして、寝ることにした。 Zzz・・・ |