16 Aug-
さて。 大冒険の季節だ。 イタリアフランス、スイスドイツベルギー、そして去年のケニアに続く、 大冒険第四弾の行き先は、南米ペルー。 初めてのアメリカ大陸上陸となるわけだ。 ちなみに誤解の無いように書いておくが、 別に大航海時代ONLINEに南米西岸が実装されたからペルーに行くわけじゃないぞ。 我輩はそこまでゲーマー・・・というか、ヲタクではない。 昨年、ギリギリまでケニア旅行の日程が決まらなかった教訓を基に、 ギリシャから帰国後すぐ、インドと同時に申し込んであったのだ。 旅行社はケニアと同じトコ。 正直避けたいところではあったが、思うパッケージがそこしかなかったのではやむなし。 この間苦言を呈したのと同じ担当者なんだから、しっかりやるだろう。 ・・・と、思っていたら、やはり対応は相変わらずであった。 着金確認の連絡が無いのは前と一緒。 それどころか、出発まで2週間を切ったところで有無を言わさず追加料金の請求が。 いや、サーチャージが上がってんのは承知の上だ。 それより、上がったから払ってくれじゃなくて、 上がりますけど、ご予定そのままでよろしいですか、 ぐらい聞け!! 分かったかタコ!! 五万やそこらの格安ツアーに参加するわけじゃないんだからな。 それなりの対応をされてしかるべし。 帰ったら、また雷を落としてやるか。 あくまで帰ったら。 行く前に落としてサービス悪くなったら困るからな。(ボソリ) というわけで、行く前から嫌な予感が漂う今回のペルー。 やはり大航海時代ONLINEのやりすぎで、事前調査不足。 出発間際までバタバタしてしまうことになった。 皆様はTSAロックというのをご存知だろうか。 これをご存知の方は次の事実もご存知と思うが、 現在、アメリカ(ワイハなんかも含む)に入出国(トランジット含む)の際には、 荷物は非常に厳しいチェックを受けるらしく、 施錠しているとTSA(Transportation Security Adoministration)は 疑義のある荷物は鍵を壊してでも開けていいことになっており、 カバンの鍵は空けておくように推奨されている。 但しTSAロックだけは例外で、TSAは専用の合鍵で開けるので、 鍵を締めてもオッケイというもの。 アメリカ行く時は鍵がどうとかって何かで読んだなー、と思いながら、 それでも大航海時代ONLINEをやめなかった我輩が、 ちゃんとTSAロックのことを調べたのは、出発4日前。(T_T) さすがに鍵を開けっぱなしにして預けるのは気が引けるってことで、 慌ててロック付のベルトを買ってきた。 んむー、TSAロックを作るには専用の権利がいるというし、 こいつは米国の国を挙げた収益作戦も噛んでいるのではないかと、 ウッカリうがった見方をしてしまうぜ。 いや、そんなことより、気合いが入ってないんと違うか偽スナフキン。 大冒険ぐらい、前もってしっかり準備していこうや。 何にしても、準備だけは間に合ったわけで、やれやれといったところか。 今回の出発は、インドと同じ伊丹から。 7:55発成田行きだ。 インドの経験が活きて、今回は慌てることなく、伊丹までは空港バスをチョイス。 お盆の渋滞は心配だが、逆方向だから問題ないだろう。 上海の時と同様、前夜を大航海時代ONLINEオールナイトで過ごした我輩は、 最後の最後まで、ノートパソコンを持って行くかで迷っていた。 これはかなり持っていきたい・・・。 しかし、旅人たるもの、荷物は少なくというのが鉄則。 最後の最後で、泣く泣くノートパソコンを切った。 で、眠いながらも荷物を詰めていく。 今回はリュックでなく、スーツケース。 何が嬉しいって、余裕で寝まきを持っていける! 個人的には、今回、これが一番嬉しいのだった。 この際、全然旅人ちゃうやろーって意見は受け付けないのでよろしく。 4:00過ぎに荷物を詰め終え、眠いマナコをこすりながら、始発で京都へ。 そこからバスに乗り継ぎ、伊丹に着いたのは7:10。 成田行きは7:55だから余裕だろうと思いきや、 前に並んでたヤツらの手続きが一向に進まず、 チェックインが済んだのは7:40過ぎだった。 荷物ぐらいしっかり詰めてこいボケッ!! ヘラヘラ笑いながらトランク開け閉めしやがって! たかだかチェックインに さすがに焦ったぜチキショウめ。 そういえば、荷物はアトランタでピックアップと言っていたな・・・。 なぜだ。 予定外の宿題を課されると弱いんだ。 ご勘弁願いたいよ。(T_T) 乗り込んだのは7:45過ぎ。 座った途端に爆睡。 気付いたら成田に着いていた。 さて、まだ10:00前。 次のアトランタ行きまでは5時間以上ある。 マクドでメガマフィンを喰らい、展望フロアで飛行機を見、 探していたショルダーバッグを発見して、購入したところで12:30。 とりあえずチェックインを済ませる。 これまたエライ行列で疲れてしまった。 しかも後ろに並んでるバカップルがやかましく、出国前にしてお疲れ気味である。 窓側の席は埋まっていて、通路側になってしまったが、 荷物はリマまで直行してくれるのだとか。 そいつは何よりである。 チケットを受け取り、少し早いがスタバで出陣式。 ・・・む。 チョコチャンクスコーンが無いだと・・・? 一抹の不安は残るが無いものは仕方ない・・・。
ササッと食って、再び時間を潰し、ようやく搭乗時刻となった。 せっかくの休みを、成田で6時間も費やしてしまうとは。 この損失補填はペルーにお願いすることにしよう。 では、いざゆかんペルー!!
さて。 世にいう世界地図で、日本より右側に飛んでいくのは人生初体験。 なわけで、時差の計算がよく分かんねぇ。 15:30離陸の、同日15:10着という、所要時間マイナス20分のフライト。 一体何時間なのかな~と思っていたら、12時間だった。(T_T) お・・・思ったより遠いじゃねーかメリケン。 と、いいながらも、映画とDS、前夜の徹夜が功を奏し、あっという間にアトランタに着いた。 米国ではトランジットでも入国手続きをするらしく、しっかり入国させていただいた。 行ったことのある国にカウントしよう。 入国検査が終わると、荷物のターンテーブルがある。 このへんが今まで行った国とはちょっと違うな。 今朝の最初の話だと、ここで荷物をピックアップして、再度チェックインみたいな話だったな。 ピックアップする必要は無いと言われているものの、やっぱりちょっと不安な我輩は、 しばらくターンテーブルの前で荷物を見ていた。 ウム、どうやら本当に大丈夫なようだ。 何事も、自分の目で確認することが大事だからな。 安心してトランジットへの移動を開始。 ハーツフィールドジャクソン国際空港はデルタ航空のハブ空港だけあって、 やたらに発着便数が多く、かなり広い。 何面もあるディスプレイから、乗り継ぎ便を探し出し、ゲートへ向かわねばならない。
乗り心地の悪い地下鉄みたいなのでゲートを移動し、17:15発でリマへ飛ぶ。 いよいよ南米行きだ。 隣にいたのは褐色で南米っぽさ満点の女の子。 頻繁に便所へ行きやがるので、何度も起こされ、 しかもありがとうすら言わないので、相当にムカついた。 通路側に座りやがれバカモノ。 で、そんなこんなで機内では寝まくり、 せっかくのカリブ海も見逃して(まぁ多分夜で見えなかったけど)、 23:47、だいぶ遅れてリマに到着した。 日本時間で、翌17日の13:47。 と・・・遠いぜ南米。 スーツケースがなかなか出てこなくてヒヤヒヤしたが、何とか無事に到着することができた。 欧州だと、いつも着いて当たり前な感じだが、こちらは何となく、 無事に着いて良かったという感じがする。 空港には女性の現地係員が待っていた。 外は雨。 リマは年間300ミリ程度しか雨が降らない。 ただ、この時期はいつも曇天で、時々雨が降るそうだ。 といっても、日本のように雨粒のでかい雨ではなく、サラサラとした霧雨。 「これがペルーの雨です」 なるほどね・・・。 空港からホテルまでは約40分。 ガイドに連れられ、移動しながら色々説明を受ける。 治安は悪い、とハッキリ強調した説明だった。 「写真を撮ってなんて頼んじゃダメよ。そのままカメラ持っていかれるから。 こういう説明を受けるのは、かつてないな・・・。 ホテルは新市街のミラフローレス地区にあり、割に静かだ。 ま、すでに24:40だから、やかましいと困るのだが・・・。 とりあえず、明日は6:45に迎えにくると言っていたから、早めに寝るか・・・ と思っていたのに、既に26:30。 はっ・・・早く寝なければ!! 暗雲垂れ込めてきてる気がするな・・・。 Zzz・・・ |