- 31 Dec

6:00過ぎに起床。

随分寝た気がする。

今日は1日ベルゲンの日。

移動がないってのは楽だね。

今日も小雨が降ってる。

海外でこんなに雨に降られるのは久々だな。

顔を洗って、外に出る。

ベルゲンにはブリッゲンという地区があって、そこが有名。

とりあえず、夜明けの時間には、昨日に続いて山の上にある展望台にいたい。

30分毎にケーブルカーが動いているので、

8:30のに乗ることにして、ブリッゲンの写真を撮りに行く。

ウーン、あんまり画にならないというか・・・。

そんなに良い感じではない??

ケーブルカー乗り場はブリッゲン地区のすぐそば。

我輩のほかには、2人しか乗ってない。

日本のようにインスタグラマーがいないので、気楽に撮れるのが、海外の写真撮影の良さだよねぇ。

日本人インスタグラマーは異常だと思う。

昨日のような暴風ではないので、キレイに撮影。

こういう観光写真を撮らせたら、我輩なかなかだと思うけどね。

どうでしょうか。

キチンと?ベルゲンを背景に走るケーブルカーの撮り鉄もやって、下山。

↑右下にケーブルカーがいますね~。

昨夜はろくに食ってないので、魚市場にあるレストランで朝食。


↑f2.8のボケが楽しすぎて、ついつい・・・。

ロブスタースープがマジで上手すぎた。

そして、シュリンプサンドはサンドイッチなのかと思いきや、

甘エビみたいのが山盛りのブレッドだった。

エビまくりの朝である。

さて、メシを食ったら明るくなってきたので、もう一度ブリッゲン地区を見て回る。

木造小屋なんだな。

ここが何なのかはよく分からんので、各自でググっておいてくれ。

そして、3日目にして、ようやく日が照った。

はぇ~・・・やっぱりお天道様は偉大やで。

さて、早朝から頑張ったので、ホテルで休憩。

かつては絶対ホテルで時間潰しなんてしなかった我輩ではあるが、もう四十を越えて、年老いた。

やる事もないのに歩き回るなんて無理ス。

15:00前まで、明日からのスイスの鉄道チケットを買ったり、寝たりしながらゆっくりする。

今の世の中、日本を出発した後でも、

海外の鉄道パスや各種チケットをあっという間に揃え、

amazonで地球の歩き方を買って、情報を得ることができる。

以前の不便さに比べると、隔世の感があるな・・・。

で、外に出ると、随分路地が濡れている。

また降ったのか。

今夜は今朝の展望台から、新年の花火を撮ろうというつもりでいた。

しかし、20:00が最終のケーブルカーで、山頂に3時間はさすがに長い。

歩いて登ると、約1時間。

雨が降ったら視界が悪そうだし。

迷うな。

とりあえず、暗くなってきたので、再びブリッゲンを撮りに行ったら、

貨物船が横付けしてて、何してんの!

そこに泊めなくても良かろうに・・・。

とりあえず、他に行くところもないので、

ちゃんと撮って、17:00からは、教会でパイプオルガンコンサート。


ヨーロッパでは、大概、街のどこかでコンサートをやってる。

値段も安いので、一度は行ってみることをオススメするぞ。

曲目は、大体バッハだな。

後半は眠くなってしまったが、しっかり楽しませていただいた。

我輩、こういう文化人的なところも持ち合わせておりますのよ。

ホホホ。

腹が減ったので、朝と同じく、市場の中のレストランで夕食。

ノルウェーは捕鯨国なので、クジラのステーキを食した。

カンガルーのような、食ってみたら実はビックリ!というのを期待したのだが、

正直、美味いというものではなかったな。

ちなみに、ホエールウォッチングに精を出し、クジラを愛する我輩とはいえ、

牛は良いけどクジラはダメ、みたいな、意味不明な反捕鯨には同意していない。

それって、今流行の「牛ハラスメント」だよね。

そんなことはおいといて、結論として、クジラのステーキはあんまり美味くなかった。

↑相変わらずf2.8が楽しい・・・。

時間は20:00前。

新年の花火はどこで撮ったものか・・・。

朝の山頂には、雲がかかってきている。

前述の通り、ケーブルカーは20:00が最終なので、行くなら徒歩で約1時間。

その挙げ句に曇ったり、雨が降ってしまっては如何ともしがたい。

正直、そこまでの花火ではない気もしている。

・・・というように、かなりめんどくさくなってしまってる自分に、言い聞かせても、いる。

とりあえず時間を持て余すので、大人しくホテルへ引き上げた途端に爆睡。

以前なら、数分を惜しんで歩き回ったものだが、老いたものよ。

そして、あろうことうっかり寝過ぎてしまい、

目が覚めたら23:40。






おぅふ!!

直ちに飛び起き、港沿いへ急ぐ。

アブねぇ。

ここで寝過ごしたら、何のためにベルゲンで一泊なのかすら、

分からなくなるところであった。

もはや画角をどうとか、そんな時間もないので、

ブリッゲン地区を画角の端に入れて、広角で撮ったら、花火は随分遠くに低く上がったのみであった。

これは、山頂からだったら、かなりショボかったであろう。

登らなくて大正解。

新年のお祝いなんてのは、まぁこんなもんよね。

帰ろうかと思ったら、可愛らしい花火が始まったので、そちらを撮影。

今年の新年の花火は、コレでゴザル。

雨が少しパラつき始めたので、トラムの時間を確認して、ホテルに退散。

明朝はかなり早いフライトなので、寝る時間はほとんどないが、少しだけ寝たのだった。

Zzz・・・

戻る  進む

行程表を見る

第一話 クリスマスの残り香  第二話 暴風雨のオーレスン

第三話 ベルゲンのニューイヤー  第四話 スイスへ

第五話 ゴルナーグラート鉄道  第六話 アルプスの山々

旅行記選択ページへ  TOPへ