-16 Aug
5:00起床。 あーーー。 またやった! いや、普通の人からしたら十分早いと思われるかもしれないが、 偽風景写真家としては、空が青から赤みを帯びてくるところが良いわけ! 慌てて飛び起き・・・られん! 頭が・・・。 うーむ、あのワインは多すぎた。 そういえば2:30頃にも一度起きた気がするな・・・。 とりあえず着替えて昨日のポイントへ。 ウーム、何となくって感じだな。 あんまりでした! また少し休んで、そういえばと山の下からサンマリノを撮り、 朝食をサッと食ったら観光案内所へ行って観光ビザをもらう。 5ユーロ。 10ユーロ払ったら、おつりはサンマリノのコインをくれた。 さーて、既に9:30。 出発予定時間を1時間も過ぎている。 急がねば。 車に乗ろうと思ったときに、そういえばもう1つ塔があるな、 と思い出し、最後に立ち寄ってみることにした。 そしたらば。 そこからの景色の良かったこと! 行く途中の見張り台からの景色も抜群で、サンマリノの街並みがキレイに収まる。 あーーー、昨日の夜景はココだったか!! いつもポイントを決めちゃったら他を探さない我輩の悪い癖がここで出てしまうとは。 よくやるんだよねぇ。 展望台で「何だガラス越ししか撮れんのか」と頑張った後で、 スカッと撮れるところが見つかったり。 まずは全容を見る! 心に刻んでおかねば。 車を発進させ、北へ。 今日はオーストリアに近いドロミティという山間部へ向かう。 距離は400キロ。 鹿児島から長崎の手前か。 遠いぜ! とりあえずどんどん走っていくしかない。 そしたらボローニャの手前からとんでもない渋滞に巻き込まれてしまった。 何でやねん! 全然進まねぇ! まだ300キロ近くも残しているのにコレでは・・・。 結局渋滞を抜けるのに1時間以上を要した。 明日は折り返しで南向き。 渋滞には気を付けないと・・・。 それにしても曇天過ぎる。 実は今日明日と曇天なのが分かっていたので、 どこか欧州の1都市へ飛んでサッと撮ってきてみようかと思っていたのだ。 ターゲットはバルセロナかベルゲン。 しかし、ヴェネツィアへの戻りの時間が遅すぎるので、 当初の予定通り北へ向かってきたのだが・・・。 雨まで降ってきやがって、これじゃあ何も撮れないんじゃないのか? そして遠い!! 遠すぎる!!! ドロミティは午後からでないとろくに撮れないだろうから、 今日が勝負なのに、着いたら夕方になっちまうよ! しかしオービスも怖いし眠いしで、到着したのは16:00過ぎ。 着く前から相当に疲れてしまった。 ホテルはハイウェイを下りてすぐの所にあった。 コレはありがたい。 さて・・・時間がない。 荷物を置いてすぐ出てみると、何といきなり青空が広がってきた。 何だこの展開は! すげぇぞ! 目指すドロミティーのサンマグダーレナ村まではホテルから15分ほど。 コレも良いね。 到着してみると、さっきまでのチョー曇天とは打って変わって、 空はすっかり晴れ渡り、 さすが偽スナフキン太陽王過ぎる! と、独り絶叫して眺めた景色がコレ。 ドロミティの山塊に雲がへばりついてるのも良いでしょ。 コレ結構場所考えて撮ってるのよね。 この間写真教室で持ってった写真を見た先生が「建物の向き」について話をしてたのよね。 当然そんなの分かって撮ってる偽スナフキンではあるが、あの話は目から鱗だった。 コレはそれが生きてる。 「ローマからレンタカーで来ました」 っつって自慢げに話してた写真家風情がいたけど、 あそこからでちゃんと撮れたのかな? フフフ。 完璧に撮ったら他にも画になる教会があったので撮る。 撮るでー! 頑張りました! 観光写真ばかりといえばそれまでだが、満足感の高いのが撮れたぜ。 後は夜の星景だが。 薄くかかってる雲がどれぐらい晴れてくれるかが勝負だな。 ピザを食ってから夕日にもチャレンジしたがそこは焼けず。 ホテルに戻りながら他にも写真を撮って、休憩。 今夜は月が昇ってくるのは0:47。 空が完全に暗くなってからそこまでにれだけ晴れてくれるかな。 部屋で少し調べてみると、近くに駅があって、もうすぐ列車が来る。 なら撮りますか。 それからサンマグダーレナ村へ行こう。 ホテルのある町の遠景もなかなか画になったので撮って、 駅で撮り鉄してから村へ。 おー!! 晴れてる!!! 早速この時のためだけにあるようなレンズ、14mmf1.8をセッティング。 少ーしだけ雲が出てるのと天の川が上に上がり過ぎちゃてるのは惜しいが、 十分でしょう! 教会も白跳びしてないし。 コレは久々に自分で大きくプリントして飾りたいのが撮れたわ。 その後も何とか雲が晴れないかと粘ったがダメ。 23:45に教会のライトも消え、もうしばらく粘ったが、山の上に雲が出てきたので、諦めて帰った。 しかし! いやー、頑張った甲斐はあったなー! Zzz・・・ 本日の走行距離 556キロ。 |